玄関ドアリフォームの7つのポイント
玄関ドアをリフォームは、住まいや暮らしで困っていることを解決するために行われます。
ただ、今の玄関ドアは、デザインも機能も充実していますので、現状のお悩み解決だけではなく、セキュリティや快適性も合わせた「住まいのバージョンアップ」を視点に考えるのがよいでしょう。
その際に以下のポイントを考慮すると、どんな玄関ドアを選ぶべきかが見えてくるでしょう。
ポイント
■最適な材質
■断熱性の高さ
■セキュリティ対策
■風通し(通風)や明るさ(採光)のバリエーション
■デザイン性
■費用
■メンテナンス
最適な材質を選ぶ
玄関ドアの材質は、アルミ、木製や剛板(スチール)、ステンレスがあります。
一般的には軽くて丈夫なアルミ製で、商品も多いですが、熱伝導率がいいという特徴から断熱性能がありません。
アルミ製の次に商品のラインナップが多いのが剛板(スチール)です。アルミに比べ重みがありますが、板の間に断熱材が挟み込み、断熱性がある商品に使われています。デザイン性に富み、特に木目調デザインのドアが、人気があります。
ステンレス製は、錆びにくいという特徴があり、海辺に近いお家で使用されやすいです。
木製は、断熱性と天然のあたたかみがあることが特徴ですが、ドア本体の費用が高くなりがちで、ワックスを塗るなどメンテナンスに手間がかかります。木の雰囲気がほしいという方は、剛板(スチール)の木目調デザインで選ばれる方が多いです。
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地域の気候や住宅に応じた断熱性能を選ぶ
電気代削減をはじめ、様々なところで断熱性能に注目が集まっていますね。
玄関ドアにおいても断熱性を高めることで、家の断熱性能を上げることができます。
さて、YKKAPのリフォーム用玄関ドアでは、断熱性能は3段階に分かれます。
玄関ドアの材質と表記(D2/D4)で知ることができます。
●アルミ製・・・・断熱性能はありません。
●D4・・・・断熱性能はありますが、D2に比べ劣ります。
●D2・・・・断熱性能が最上級(枠部分まで断熱性能が加わっています)
セキュリティ対策をする
鍵穴が見えない、スマートキーを採用することで、泥棒に侵入を諦めさせる効果があります。
スマートキーでは、ピタッキー・ポケットキー・スマホの専用アプリキーがあり、使う人や利便性を考えて選ぶといいでしょう。
ただし、オプションの機能になりますので、本体価格に加えて費用がかかります。
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玄関ドアの風通し(通風)や明るさ(採光)を選ぶ
玄関は湿気がたまりやすい場所ですから、風が通る道を確保しておくことがおすすめです。玄関ドアをすべてあけるのではなく、ドアの一部分に窓があり、その窓を開閉することで風通しを確保することができます。
また明るい玄関は、開放的で気持ちがいいですよね。ですが、窓がないと密閉した空間になるため、暗くなってしまいます。
そこで、光を取り込める窓(採光窓)があるものを選ぶとよいでしょう。
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玄関ドアのデザインとハンドル(取っ手)の組み合わせ
YKKAPの玄関ドアのデザインはカラーバリエーションも含めると非常に多くのラインナップがあります。
玄関ドアは、家全体の雰囲気をまとめあげるため、玄関ドアのみ家全体とテイストが異なっても違和感が感じられてしまいます。
YKKAPのリフォーム用玄関ドアは、シンプル・ナチュラル・シック・エレガントラインに分かれていますので、家全体の雰囲気に合うものを選びましょう。
またYKKAPではハンドルのデザインも選ぶことが可能です。
スマートキーを採用する場合は、2種類から選ぶことになりますが、手施錠の場合は、6種類の中から選ぶことができます。
玄関ドア交換とリフォームの費用
リフォームには、ドア本体の購入費用とリフォーム工事などの予算をみておく必要があります。本体費用に加え、スマートキーなどのオプションをつけることが考えられます。
ある程度のリフォーム予算をイメージしていると思いますので、見積もりを取得したうえで予算とズレがあれば、どのように調整するか検討が必要です。
また、場合によっては補助金を利用することもあるかと思います。見積もりを取得する際に、今、利用できる補助金があるか、業者に確認をしてみましょう。
玄関ドアのメンテナンス
玄関ドアは取り替えたら、終わりではありません。汚れたら拭く、ドアの開閉を必要に応じて調整するなど定期的なメンテナンスが必要です。
拭くだけであれば、大きな負担にはなりませんが、木製ドアのようにワックスをしなければならないものもありますので、どんなメンテナンスを行わなければならないのか、調べておきましょう。
▶︎YKKAPの玄関ドア お手入れ方法(コチラ)で確認してみてください。
玄関ドアリフォームで知っておくべきこと
YKKAPに限らず、その他のメーカーでもいえる、玄関ドアリフォームにあたって知っておくべきこともお伝えします。
交換できる玄関ドアは「リフォーム用」シリーズから選ぶ
メーカーのサイトを見る機会もあるかもしれません。その際は、調べている玄関ドアがリフォーム用かどうか必ず確認してください。
玄関ドアは、新築用のラインナップ(ヴェナートD30やイノベストD70 D50など)と玄関ドアリフォームのドアリモは別の商品ですので、ドアリモのシリーズから選ぶ必要があります。
既存ドアのメーカーに縛られずに選択できる
例えば、既存の玄関ドアのメーカーがYKKAPの場合でも、YKKAPのドアはもちろん、他社メーカー(例:LIXIL)に変更することができます。
同様に、既存の玄関ドアのメーカーがLIXILでも、YKKAPに変更することが可能です。
交換工事が可能なサイズの製品を選べば、ご自宅にぴったりの最適なドアに交換することができます。
玄関ドアの種類(開閉方法)を変更できる
玄関ドアは、開閉方法では前後に開閉するドア(開き戸)と、横にスライドさせて開閉する引き戸と2つに分けられます。
リフォームする際には、開き戸から開き戸だけでなく、引き戸から開き戸に変更することができます。
ただし、既存の玄関ドアの大きさ(横幅)によって、変更できるかどうか、異なりますので、ドアの開閉方法を変えたいと考えている場合は、プロに確認してもらうといいでしょう。
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リフォームなら断熱性がある製品を選ぶのがおすすめ
玄関ドアを選んでいく段階で、費用という壁にぶつかることがあるかと思います。
機能性が充実している商品ほど、価格が高いため、時には妥協しなければいけない部分も出てくるでしょう。
せっかくリフォームするという機会ですから、今後の生活も踏まえると、断熱性があるものは選ぶようにしてください。
断熱性能があることによって、結露対策や暑さ・寒さ対策にもなりますし、家族の健康を守ったり、電気代削減になったりと、生活に大きく関わる変化が期待できるためです。
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玄関ドアマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドアの交換を承っています。玄関ドアのことなら何でもご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
お客様のご自宅に伺う仕事ですので、信頼を何よりも大切にしています。丁寧親切はもちろんのこと、マナーの徹底も行っています。仕事は、最後は人で決まるという部分があります。世界に唯一の商品やサービスを売っている会社なんて一握り。同じような価格、同じようなサービスは、他にもある。それでも「あの人に」と選んでいただける、そんな会社でありたいと思っています。
玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
玄関ドアは家の顔、お客様が初めに訪れる場所です。
家族にとっては、必ず毎日通る場所です。
きれいで快適な玄関は、生活の質を格段に向上させます。
新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。