内窓キットとは
キットとは、組み立て部品が一式取り揃えられたもののことを指します。つまり、内窓キットとは、内窓を組み立てるために必要な部品が一式揃っています。
内窓は、窓ガラスにフレーム、ガラスが動くためのレールで構成されますが、一つ一つ材料を取り揃えるのは、非常に大変ですので、内窓キットが便利で手間を省いてくれることが分かります。
ホームセンターで購入できる
「内窓キット」でネットや店舗で探していると、コーナンやコメリ、ロイヤルホームセンターなどのホームセンターで販売されている、アクリサンデー社の製品『エコな内窓』を見つけることができますね。
他社製も少しは見受けられますが、大半が『エコな内窓』が紹介されています。
プラマードやインプラスも含まれる
さて、『エコな内窓』以外でも、注目すべき製品は、YKKAPの「プラマードU」とLIXILの「インプラス」です。
多くのリフォーム業者が取り扱っている製品で、内窓といえば、この2つといわれているほど、有名な製品です。
プロが取り扱う製品といっても、ネットショッピングで入手することができますので、「内窓キット」に含まれていると考えることができます。
ただし、DIYをする場合の技術力は、『エコな内窓』より必要ですが、どちらを選ぶべきか、迷ったら、以下のポイントを参考にしてください。
選ぶPOINT
- 簡単につくりたい ⇒ 【エコな内窓】やホームセンター等の販売キット
- 性能や見た目重視・DIYに自信がある ⇒ 【プラマードU】や【インプラス】
ホームセンター販売キットとメーカーキットの違い
DIYで内窓をつくろうと、キットを選ぶ場合、手軽さ、価格を考えると、断然『エコな内窓』をはじめとする、ホームセンターの販売キットでしょう。
では、【プラマードU】や【インプラス】などのメーカー製のキットとどのような点に違いがあるのか、比較してみましょう。
中空ポリカかガラス
【エコな内窓】
オールプラスチック製です。フレームから、レール部分、そして窓ガラスの部分に至るまでです。公式サイトでは、熱の伝導率は、アルミの1500の分の1であり断熱性能の高さを公表しています。
なお、窓ガラス部分で使用される中空ポリカは、3mm厚であり、ポリカネードを2枚合わせであり、2枚の間には、空気の層があります。軽量で断熱性能が高く、オフィスのパーテーションにも使われることがあるものです。
【プラマードUやインプラス】
どちらも樹脂フレーム+窓ガラスで構成されています。
窓ガラスは単板ガラス3mm〜5mm厚、複層ガラス、Low-E複層ガラスのいずれかから選び、フレームと合わせて取り付けられます。
断熱性能は、単板ガラスでは、高くありませんが、複層ガラス、Low-E複層ガラスにすると、非常に高い断熱性能が備わります。
ネジ
【エコな内窓】
内窓をつくる際、フレーム部に中空ポリカを挟み込むだけで、さらに、フレームそのものも両面テープで貼り付けるだけです。DIYという点においては、簡単に完成することができますので、初めてDIYをする人やお試しで内窓を取り付ける場合、賃貸のため傷つけたくない場合には、向いている「内窓キット」です。
【プラマードUやインプラス】
フレームを既存の窓枠に取り付ける場合や、フレームにガラスを固定する際、ネジを使用します。
キットに含まれている部品として、【エコな内窓】に比べ、大きな違いです。
重さ
次に重さを比べてみましょう。窓の大きさに合わせて内窓を取り付けるため、大きな窓ほど重さがあることが分かりますよね。そのため、細かな数値をお伝えすることはできませんが、【エコな内窓】と【プラマードUやインプラス】を比べると、断然【プラマードUやインプラス】のほうが重いです。
フレーム自体に大きな差はないと考えられますが、窓を構成しているのは、窓ガラス部分ですので、ガラスの重さが影響します。
窓ガラスの重さは、「窓の幅(m) × 窓の高さ(m) × 2.5(ガラスの比重/固定値) × ガラスの厚さ」で計算することができます。
腰高窓の標準サイズの一つで計算してみましょう。断熱効果を考慮すると、複層ガラスが適していますので、
複層ガラス(3mm厚×2)で、幅1690㎜ × 高さ970㎜だとします。
1.69×0.97×2.5×6=24.5kgとなります。
窓が2枚建てであれば、一つあたり、12.25kgです。
扱い慣れない素材であるガラスに、大きな米袋1つ以上の重さを固定しながら、DIYすることは可能ですか?
サイズ調整のタイミング
窓には標準サイズがありますが、この部屋には、この大きさといった指定はありません。そのため、ご家庭によって大きさは異なります。
【エコな内窓】にしても【プラマードUやインプラス】にしても、標準サイズはありますが、既存の窓の大きさに合わせてサイズ調整をしなければいけません。
【エコな内窓】は、パーツ販売もありますが、S、M、L、LLのいずれかを選び、DIYの際にカットします。
自宅に届けられた時点では、大まかなサイズであり、細かな調整を計算しながらカットしサイズ調整を行います。
【プラマードUやインプラス】の場合、購入時にサイズを計測し、その大きさに合わせたガラスが届きます。つまり、計測を間違えてしまったら、取り返しがつきません。
耐久性と気密性
次に耐久性を気密性について比較しましょう。
使用される素材を考えると、耐久性はあるでしょう。問題は、ズレが生じ、期待する断熱効果がどのくらい保つことができるかです。
戸建住宅でも、建物がきちんと施工されていたとしても、ズレや隙間が生じます。つまり、両面テープで固定する【エコな内窓】の場合、もろさが露呈してしまいます。また、レールに中空ポリカがはめ込まれるだけですので、最初の時点で隙間をゼロにして気密性を保つことが難しいのです。
その点、【プラマードUやインプラス】は、ネジを使い、しっかり固定されますので、隙間なく取り付けられます。その分内窓に期待できる効果を長く持続することができるのです。
今ならプロに頼んで内窓を取り付けるべき
【エコな内窓】は1カ所あたり、1万円ちょっとの材料費で、簡単にDIYができる大きな魅力はありますが、耐久性や断熱性能などの効果を長く持続させることができるのは、断然【プラマードUやインプラス】です。
【プラマードUやインプラス】は、その価格がネックとなっていることは言うまでもありません。
しかし、今なら、通常よりもはるかに費用を抑えて、取り付けることができます。
その理由は補助金です。
先進的窓リノベ事業とこどもエコすまい支援事業は、同じ窓で併用することはできませんが、別の窓やドアであれば併用可能です。東京都の方は国の補助金と都の補助金の併用も可能です。
もし、腕に覚えのある方が、【プラマードUやインプラス】を取り付けることができたとしても、その補助金を利用して、取り付けることができません。
プロに施工を依頼するからこそ、補助金を利用することができます。
まずは見積もりだけでも調べてみてください。
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