顔認証機能は「あったらいいな」を叶えた優秀な機能
玄関は、鍵穴に鍵を差し込んで、開閉しますが、IT技術の進化によって、スマートキーが登場しました。
そして、2021年に初めてYKKAPによって発売されました。現在も顔認証キー機能がついている玄関ドアを展開しているのは、YKKAPのみです。
顔認証機能は、自動で玄関が開閉できるようなものですから、利便性は高そうですよね。ここで、しっかりと顔認証機能のメリット・デメリットについて考えていきましょう。
【メリット】
・鍵を出し入れしない
・防犯性が高い
・急な外出でも玄関外で待たせなくてよい
鍵を出し入れしない
鍵を差し込んで玄関ドアを開けるタイプの場合、バッグの奥から鍵を取り出さなければいけないとき、とても億劫で面倒に感じてしまいますよね。
しかし、顔認証であれば、ご自身の顔が鍵ですので、センサーが反応してロックを解除し、そのまま入ることができますので、余計なイライラが募ることがありません。
防犯性が高い
空き巣は窓からの侵入が多いと警察庁が発表しているデータから分かりますが、鍵をこじ開けて、侵入する場合もありますので、簡単に開けられない構造であることが、重要な防犯対策になります。
ぱっと見て鍵穴がない顔認証のドアであれば、侵入が難しいと空き巣は判断し、侵入を諦めやすくなります。
急な外出でも玄関外で待たせなくてよい
特に小学生以下のお子様で起こりやすい事例かと思いますが、学校や習い事、お友達と遊んでから家に帰ってくる直前に、鍵を開けておくことがありますよね。
しかし急な用事で外出しなければならない、外出中で間に合わないときもあります。
そんなとき、お子様に連絡が取れる状況であればいいのですが、簡単に事は進まないことがほとんどです。
ですが顔認証キーであれば、お子様はそのままに家に入ることができ、安全に家の中で、保護者様の帰りを待つことができます。親として何より安心ですよね。
では次に、顔認証キーの玄関ドアのデメリットについて考えてみましょう。
【デメリット】
■ドアのタイプが限定
■高価
■リモコンキーは携帯する必要がある
■他のスマートキーでも十分利便性が高い
ドアのタイプが限定
玄関ドアを交換するリフォームをする際、多くのラインナップから選ぶことができます。
しかし、顔認証の機能が追加できるドアはほんのわずかしかありません。
さらに、取り扱っている店舗も多くありませんので、注意しましょう。
(対象商品)
・イノベスト D70 D50(非防火)
・ヴェナート D30(非防火)
・コンコード S30(非防火) ※断熱タイプのみ
・ドアリモ 玄関ドア D30(非防火) ※断熱ドアのみ
※弊社 玄関ドアマイスターでは顔認証キーのドアは取扱っておりません。
高価
顔認証の機能をつける場合、2つのカメラで顔を読み取る認証精度の高い3Dタイプのカメラが採用されています。
つまり、それだけ費用が掛かっている商品のため、原価も高く設定されています。
リモコンキーは携帯する必要がある
顔認証によってハンズフリーでドアの鍵を施錠・解錠できるのですが、リモコンキーを携帯しておく必要があります。
設定で顔認証のみで施錠・解錠することは可能ですが、外部環境の影響などで顔認証キーが一時的に反応しなくなっている場合もあるため、リモコンキーを携帯することが推奨されています。
つまり、顔認証の機能がなくてもリモコンキーで十分なのでは?と考えてしまいますね。
他のスマートキーでも十分利便性が高い
上記でお伝えした内容と被ってしまいますが、スマートキーには、リモコンキー、タグキー、スマホアプリがあります。
操作方法に少し違いはありますが、ボタン一つで解錠することができるため、鍵をガチャガチャと回して開けるよりも、ずっと簡単に施錠・解錠が可能です。
となれば、他のスマートキーで十分だと思いませんか。
顔認証以外のスマートキーによる施錠・解錠の仕方
スマートキーは、顔認証以外には、リモコンキー、タグキー、スマホアプリがあります。
ちなみに、玄関ドアでリフォームを検討する場合、LIXILの玄関ドアもありますね(例:familock/ファミロック)
顔認証の機能は、現在は、YKKAPのみですので、YKKAPのスマートキーでご紹介します。
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リモコンキー
バッグやポケットに入れておけば、玄関ドアのハンドル部分のボタンを押すだけで施錠・解錠することができますし、リモコンキーによる遠隔操作も可能です。
遠隔操作については、車のドアを離れたところから開閉できる機能をイメージすると分かりやすいかと思います。
ただし、リュックサック、ズボンなどの後ろポケットに入れている場合は、人の体が電波を遮る場合もあるため、バッグを前や横に持つことが好ましいです。
また非常時用の鍵は、リモコンキーに収納されているため、常に持ち歩くことになるため、いざというときは、非常用の鍵で施錠・解錠ができ安心です。
タグキー
ハンドル部分にタグキーを近づけることで施錠・解錠することができます。
リモコンキーと同様に、非常時用の鍵は、タグキーに収納されていますので、いざというときも心配いりません。
ただし、遠隔操作はできませんので、注意しましょう。
スマホアプリ
今はスマホ一つあれば、だいたいのことができるように、玄関の施錠・解錠も行うことができます。
ただし、アプリを開いたままにすると充電の切れが早くなってしまうため、使用するたびに、わざわざアプリを開かなければいけません。
また非常時には別でリモコンキーやタグキーを携帯しておく必要がありますので、あくまでサポート的や使い方がおすすめです。
特に施錠・解錠の履歴を見たり、電池の残量をチェックしたりしたいときには、スマホアプリで確認することができますので、アプリをダウンロードしておくといいでしょう。
おすすめはリモコンキー
3つのスマートキーの中で、施錠・解錠時には最も手間が省けるため、利便性を考えると、おすすめはリモコンキーです。
わざわざ取り出す必要がないということは、余計なストレスが軽減され、快適です。
毎日ように行う行為ですから、できるだけノンストレスにしたいと思いませんか。
さらに、選べるドアも豊富です。
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玄関の防犯は必須ですが同時に、玄関内の環境も毎日の暮らしに影響します。夏は涼しく冬は暖かい玄関、爽やかな風が入る玄関は、暮らしを快適にします。防犯と同時に玄関内の環境も良くしたい…とお考えの時はお気軽にご相談ください。
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