東京と埼玉で相次いで強奪事件が相次いでいるようですが、勝手口が泥棒に狙われやすいって本当ですか?発生していますが
そうなんです!戸建住宅で泥棒が侵入する経路として窓を選ぶイメージが強いですが、実は勝手口もドア破りやピッキングに狙われやすい場所です。
動画で見たい方はこちらから▶︎▶︎▶︎勝手口は泥棒に狙われる!今からできる防犯対策とおすすめ勝手口ドア
今回はこれまで4,000件以上の玄関ドアのリフォーム工事をしてきた”玄関ドアマイスター”が、勝手口の防犯対策や最新のおすすめ勝手口ドアを紹介します。
「家の防犯性・安全性を高めたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
勝手口が泥棒に狙われやすい理由
警察庁の調べによると、泥棒の手口は鍵を締め忘れたドアからの侵入が最も多く、それについで窓やドアのガラス破り、ピッキングが続きます。(参考:警察庁|住まいる防犯110番)
これらの被害を受ける場所は人が簡単に出入りできる大きめの窓が多いですが、それに続く場所が「勝手口」です。
勝手口が泥棒から狙われやすい理由は主に4つあります。
- 玄関ドアよりもドア本体や鍵の構造がシンプル
- 鍵の締め忘れが多く防犯対策が手薄になりがち
- 勝手口やその周辺の窓から室内を覗きやすい
- 物陰になりやすく、人の目に触れにくい
「鍵はピッキング対策されているタイプだから大丈夫」「勝手口ドアにはガラス窓がないから壊されない」と安心している方も多いでしょう。
しかし、勝手口ドアをバールで壊したり、古いドアだと面材が薄いプラスチック板で簡単に蹴破って侵入されたりするケースは珍しくありません。
そのため、今ついている勝手口のドアや鍵を過信しないで、今一度防犯対策について考えてみることが大切です。
泥棒などは侵入するまでに5分以上かかると70%以上、10分以上かかるとほぼ100%諦めると言われています。そのため、なので、侵入犯罪からマイホームやご家族を守るためには、「侵入に時間をかけさせる」ことが一番効果的な防犯対策です。
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勝手口の防犯対策①ドアの前を整理する・見通しをよくする
今すぐでもできる勝手口の防犯対策としてまず取り掛かっていただきたいのが、勝手口前を整理して見通しよくする方法です。
前面道路や隣家から勝手口ドアが見えやすいように周辺の植栽をすっきり剪定しましょう。
勝手口周りに物をたくさん置いていると、ドアを壊す道具として使われたり、泥棒が下見にきた痕跡に気が付かなかったりします。
勝手口に近づいた足音が家の中からも聞こえるように、ドアの外に砂利を敷いておく方法もおすすめです。
勝手口の防犯対策②センサーライトを付ける
夜暗くなってからの侵入を防ぐために効果的なのが、勝手口脇にセンサーライトをつける方法です。
ただし、センサーライトには周囲の明るさに合わせてオンオフする明暗センサーと、人の動きに反応する人感センサーがあるので注意しましょう。
防犯対策としては、周囲が薄暗くなったらほんのり自動点灯して、さらに勝手口付近に人が近づいたら100%点灯する明暗センサーと人感センサーの両方が備わっているタイプがおすすめです。
メーカーによっては、人がいないと消灯して、その後設定時間以上ライトの下に人の気配を検知すると強い光で警告するタイプもあります。(参考:Panasonic|スポットライト「FreePa(センサ)」)
「防犯カメラは必要?」というご質問をよくいただきますが、防犯カメラは侵入された後の証拠集めや多少の抑止効果はありますが、暗がりで犯人がその存在に気がつかなければ犯行を未然に防げません。そのため、センサーライトをつけた上でさらに防犯性を高めたい方は防犯カメラの設置を検討してみましょう。
勝手口の防犯対策③補助キー追加・錠交換
勝手口ドアの防犯対策として思い付くのが、補助キーの追加や鍵の交換ですよね。
確かに、シリンダーが2箇所になればピッキングする手間が2倍になるので泥棒から狙われにくくなります。
鍵を追加するほかに、サムターン回しを防止できるガードプレート付きの錠前に変えたり、ピッキングしにくいディンプルキーに対応したシリンダーに交換したりする方法が一般的です。
ただし、これらの方法はドアの耐久性が高くてまだそれほど劣化していない場合に限ります。
古い勝手口ドアの場合、いくら鍵を高性能なものに変えてもドア自体が壊されてしまえば意味がありません。
「勝手口ドアは定期点検を忘れて劣化を見逃しがちなので、20年以上経っているお宅はドアごと交換した方がいい場合もあります。
勝手口の防犯対策④ガラスに防犯フィルムを貼る
勝手口ドアに人の手が入る程のガラスが入っている場合は、そのガラスに防犯フィルムを貼る方法もあります。
普通でしたら簡単に割れてしまうガラスでも、その上から防犯フィルムを貼るとハンマーなどで叩いても簡単には貫通しません。
ただし、ガラスフィルムが貼ってあるかどうかは外から判別しにくく、防犯フィルムを貼っても100%貫通を防げるわけではないので注意しましょう。
フィルムの耐用年数が10年程度なので、定期的な張り替えが必要です。また、窓の結露によってすぐに剥がれてしまう可能性があります。
勝手口の防犯対策⑤防犯合わせガラスへ交換する
「ガラスに防犯フィルムを貼るだけだと心配」という方には、既存のガラスを防犯合わせガラスへ取り替える方法がおすすめです。
防犯合わせガラスとは、2枚のガラスの間に柔軟で貫通しづらい特殊な中間膜を挟んだガラスで、バールなどで叩かれても表面のガラスだけが割れて中間膜まではなかなか貫通しません。
勝手口の防犯対策⑥防犯性の高いドアへ交換する
最も防犯対策として有効な方法は、勝手口ドアの交換です。
確かに、勝手口の周りを整理整頓してセンサーライトをつける方法や、鍵とガラスを交換する方法も一定の効果を得られますが、築年数の経っているドアだとドアそのものが壊されるリスクがあり、鍵とガラスそれぞれの専門業者に交換を依頼すると費用がかさみます。
対して、勝手口ドアごと交換すればサッシ専門業者だけで工事が完了し、最新の勝手口ドアには防犯ガラスやピッキングに耐えられる錠前がセットされています。
防犯対策として勝手口ドアをリフォームする場合は、CPマークの認定を受けたものを選びましょう。
CPマークは2004年にできた「防犯性能の高い建物部品」を公的に認定する制度です。
(引用:警察庁|住まいる防犯110番)
ドアやガラスにCPマークがついていると、泥棒は一目で侵入に時間がかかると判断するので、抑止効果も期待できます。
おすすめの勝手口ドア|採光・通風(採風)ドアでも安全か
勝手口ドアを交換する場合、多くの方が気になるのは「どんな勝手口ドアを選べばいいのか」という点ですよね。
最近は、室内を明るくするために大きなガラスがはめ込まれている採光タイプや、ドアを閉めたままで換気できたり風通しをよくしたりできる通風(採風)タイプも増えています。
私たちのところにも「採光ドアとか通風ドアは防犯面で心配」というご意見をいただきます。
そこで、窓一番がおすすめするのは「LIXILリシェント勝手口ドア」です。
LIXILのリシェントはリフォームに特化したシリーズで、既存の勝手口ドア枠を残したまま新しいドアを設置できます。
そのため、工事範囲は最小限で済み1日でドア交換が完了します。
【ポイント】
- 2ロックが標準装備されている(標準仕様がピッキングに強いディンプルキー)
- デッドボルト※によって従来よりもドアを固定する力が強い
- 屋外側に鍵穴がないシリンダーレスタイプも選べる
- オプションのリバーシブルキーは耐ピッキング性能10分以上の高性能
- 通風用の上げ下げ窓は、全て閉めている状態と上下3.5cmずつ開いた状態でロックをかけられる
- ガラスは防犯合わせガラスか単板ガラス、複層ガラス(ペアガラス・トリプルガラス)から選べる
- ドアの外側が耐候性の高いアルミ製で、内側は断熱性の高い樹脂製
※デッドボルト:四角い形の金属製パーツで、キーやサムターンを回すとドアから飛び出し、枠に設置された受けに差し込まれて固定される。(固定されることでドアを開け閉めできなくなる)
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まとめ
勝手口ドアは人目につきにくい分、玄関ドアと同様かそれ以上に防犯対策が必要です。
今ついている勝手口ドアの仕様を確認して、効果的な対策方法を選びましょう。
勝手口ドアにどのような防犯対策をすればいいか迷ったら、知識と施工実績が豊富な「玄関ドアマイスター」へお気軽にご相談ください。
ご自宅にいながら簡単に玄関ドアリフォームの金額が分かる「簡単見積もりサービス」をご利用いただけます。
私たち「玄関ドアマイスター」は、昭和5年の創業以来建具一筋!玄関ドアリフォームの施工件数全国1位をこれまで何度も獲得している直販会社です。どこにも負けない明瞭価格に、高品質な施工と対応、安心のアフターサービスの3拍子が揃っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
玄関ドアリフォームは“全国1位多数獲得”の玄関ドアマイスターにお任せください
“玄関ドアマイスター”は、LIXIL主催コンテストでリシェント部門の全国1位を6回、YKKap主催コンテストでドアリモ部門の全国1位を2回受賞しています。
工事は下請け会社に任せず、全て自社で行うことにこだわり、工事品質を高めてきました。
併せて、初めてのリフォームでもご安心いただけるホスピタリティも徹底重視し、多くの皆様にご相談いただいています。
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