「内窓と二重窓は何が違うのかな?どんな性能を持つ窓なのかな?」
窓からの冷気を解消するため窓リフォームについて調べると「内窓」「二重窓」といったキーワードを見かけて、疑問を持つことがあります。
本記事では、内窓や二重窓とはどのような窓なのか、そしてどんな特徴を持つのか解説します。
窓まわりの寒さや結露に悩む方は、根本的に悩みを解決できる可能性があるので、ぜひ内窓・二重窓の特徴をつかんでください。
「内窓」「二重窓」とは?何が違う?どんな仕組み?
(施工事例)弾丸で暖房が効くようになる!なぜなら熱は窓から逃げるから【YKKAPプラマードU】
はじめに、内窓や二重窓とはどのような窓なのか、仕組みについて解説します。
「内窓」も「二重窓」も基本的には『既存の窓の内側にもうひとつ設ける窓のこと』を指す
内窓と二重窓は、どちらも既存の窓の内側にもうひとつ取り付けられた窓の意味で使用されます。
ただし、二重窓は、既存の窓(外窓)と、内側の窓(内窓)によって窓が二重になっている状態を指す場合もあります。
内窓・二重窓を扱っている主な窓のメーカーはLIXILとYKKAPです。
LIXILでは「インプラス」、YKKAPでは「プラマードU」という商品名で販売されています。
>参考:LIXIL「インプラス」
>参考:YKK AP「プラマードU」
窓リフォームマイスターでは、LIXILインプラス、YKKAPプラマードU、どちらの製品も内窓・二重窓設置工事に対応しています。
リフォームの費用やお好みのデザインに合わせて内窓をご選択ください。
>窓リフォームマイスターの「内窓 工事費シミュレーション」
では、どうして窓のリフォームに内窓の設置が薦められるのでしょうか。
内窓・二重窓を設置することで得られる8つのメリットを紹介します。
内窓・二重窓を設ける8つのメリットとは?
内窓や二重窓を設置することで得られるメリットは、以下の8つです。
- 断熱性が高まり、窓からの冷気を遮断できる
- 気密性が高まり、窓からのすきま風を遮断できる
- 窓辺の温度差が小さくなり結露対策になる
- 断熱性・気密性の高まりで冷暖房の使用率が下がり電気代がお得になる
- 窓ガラスが二重になることで騒音を軽減できる
- 騒音の軽減により就寝時の安眠効果を高められる
- 窓が二重になることで泥棒に侵入されにくくなり防犯効果を高められる
- 太陽光線を軽減するため、家具家電の色褪せを防ぐことができる
内窓を設けることで、こうしたメリットを感じながら生活できます。
より具体的に内窓について知りたい方は、窓リフォームマイスターまで、お気軽にご相談ください。
>東京都・茨城県・千葉県・埼玉県・栃木県・神奈川県で内窓を施工する「窓リフォームマイスター」へのご相談はこちらから
内窓・二重窓を設ける7つのデメリットとは?後悔や失敗を感じることも?
内窓の設置で感じられるのはメリットだけではありません。
設置することで生じる、以下の7つのデメリットについても認識しておきましょう。
- 内窓や二重窓を設置する際に費用がかかる
- 掃除するべき窓が増えるので綺麗にするには手間がかかる
- 換気のために窓を開けたいとき開閉の手間が増える
- 窓まわりの寸法によっては設置できない可能性も
- 既存の窓枠の内側に設けるので、窓際に物が置けなくなることも
- 窓枠が二重になることから見た目が悪くなることも
- カーテンやロールスクリーン、手すりなどと干渉することも
こうしたデメリットはありますが、どれも事前に把握しておけば起こらない、または起こっても対策を講じていればストレスになることは少ないでしょう。
内窓を設置して後悔を感じたくない場合は、内窓の施工実績のある窓リフォームマイスターまでお気軽にご相談ください。
>関連コラム:二重窓なのに効果なし?内窓リフォームで断熱・結露・防音効果がない原因と対策
内窓・二重窓、性能や使い勝手を左右するガラスの選び方
こうした特徴のある内窓・二重窓。
実際に設置する際には、メーカーを選択するほかに細かな仕様を決める必要があります。
特に性能や使い勝手を左右する、ガラスについて特徴を解説します。
単板ガラス |
・構成するガラスの枚数が1枚の製品
・製品の単価が安い
・断熱性などの性能が低い |
複層ガラス |
・構成するガラスの枚数が2枚の製品
・単板ガラスと比較すると製品の単価が高い
・断熱性などの性能が高い |
合わせガラス |
・複数のガラスを樹脂などで貼り合わせた製品
・割れても飛び散らず、安全性・防犯性が高い |
真空ガラス |
・複層ガラスの間に真空層を設けた製品
・複層ガラスの中でも製品の単価が高め
・非常に高い断熱性を持つ |
Low-eガラス |
・ガラスの表面に透明な金属膜をコーティングした製品
・太陽光を反射し外の熱を遮断する
・室内の熱を反射し外に逃さない |
内窓や二重窓を利用する場合は、こうしたガラスの性質を理解した上で製品を選択することをおすすめします。
>関連コラム:窓ガラスに使われる機能ガラスはどんなガラス?断熱性は高い?
なお、選択するガラスによって製品の単価は異なります。
窓リフォームマイスターでは、内窓を設置する場合の費用を簡単に見積もることができるシミュレーションを提供しています。製品選びや工事費込みの費用の違いが気になる方は、お気軽にシミュレーションをご利用ください。
内窓・二重窓を設ける場合の注意点
内窓や二重窓を設置する際には、契約を結ぶ前に知っておきたい注意点が存在します。
以下の3つの点に注意して、内窓・二重窓を選択しましょう。
- 1箇所に設置するより部屋単位での設置を検討する
- マンションで施工する場合は専有部でも管理組合へ
- 内窓の施工に慣れた業者に依頼する
1箇所に設置するより部屋単位での設置を検討する
1つ目は「1箇所ではなく、部屋単位で施工すること」です。
窓のリフォームを検討する場合、「とりあえず1箇所だけ」と考えるかもしれません。
しかし多くの場合、部屋単位で対策しないと十分な断熱効果を得ることができません。
また、工事を複数回に分けると施工費等が別途かかり、お客様の費用負担が増えてしまいます。
そのため、1回のリフォームで部屋単位でまとめて設置する方がほとんどです。
費用対効果を考えると、部屋ごと、階ごとの内窓・二重窓の設置をおすすめします。
マンションで施工する場合は専有部でも管理組合へ
2つ目は「マンションで内窓・二重窓を設置する場合は管理組合に確認すること」です。
マンションには住人全員が維持管理する共用部と、部屋の中の専有部に分かれます。
窓の内側は専有部であることから自由にリフォームできそうですが、管理規約によっては規約に適合していない内窓は取り付けられない可能性があります。
>関連コラム:マンションの玄関ドアは共有部分?専有部分?|修理や鍵の交換は注意!
マンションの場合、設置ができない場合もありますので、管理規約を必ず確認してください!なお、弊社では、現在戸建て住宅の工事のみ取り扱っております。マンションの内窓工事はできません。
内窓の施工に慣れた業者に依頼する
3つ目は「内窓の施工に慣れた業者に依頼すること」です。
玄関や内窓といったリフォームは、現在設置されている窓枠などに合わせて施工する必要があるので、新築よりも施工の難易度が高いケースがあります。
検討中のリフォーム業者の施工実績を確認するなどして、業者の経験値を確認しましょう。「お客様の声」など、施工後の感想を確認することも効果的です。
窓リフォームマイスターでは、多くの施工事例とお客様の声を頂いております。
こうした実例や口コミも、業者選びの参考にしてみましょう。
>窓リフォームマイスターの「施工事例」はこちら
>窓リフォームマイスターの「お客様の声」はこちら
内窓・二重窓についてよく聞かれる疑問
記事の終わりに、内窓や二重窓を設置する場合によく聞かれる疑問を紹介、解説します。
内窓・二重窓はDIYで設置できますか?
実は内窓や二重窓はポリカボネート板などを利用して、簡易的なものであればDIYで施工することが可能です。
環境省も地球温暖化対策として、DIYによる断熱リフォームの方法を紹介しているほどです。
(参考)環境省「DIYで断熱リフォーム」
ただし、当然ながら断熱性や気密性など基本的な性能は窓メーカーの製品に劣りますし、開閉の容易さや見た目も優れたものではありません。
窓に関わる悩みを抱えている場合は、玄関や窓のリフォームを専門に施工する業者に依頼することをおすすめします。
窓は長く使うもの。日差しを受けても強風を受けても耐えられる、強靭な設計のサッシメーカーの内窓・二重窓を利用して、丁寧に工事する施工業者に依頼しましょう!
内窓・二重窓は何日で施工が終わりますか?
窓の大きさや枚数にもよりますが、大体のご依頼は1日で工事が完了します。
一般的な寸法の窓に内窓を設置する場合、1箇所あたり1~2時間で施工できるため、箇所数によっては半日程度で施工が完了する場合もあります。
具体的に施工に要する日数を知りたい方は、お気軽に窓リフォームマイスターまでご相談ください。
>東京都・茨城県・千葉県・埼玉県・栃木県・神奈川県で内窓を施工する「窓リフォームマイスター」へのご相談はこちらから
内窓・二重窓の設置について後悔を防ぐ方法はありますか?
内窓や二重窓を設置する場合、本記事で紹介したデメリットを感じる可能性があります。
ただし、デメリットは事前に知っておくこと、および対処法を考えることで後悔を防いだり軽減することが可能です。
内窓・二重窓の施工実績が豊富な業者を選定するとともに、施工後の保証が明記されている業者を選択しましょう。
玄関ドアマイスターでは「メーカーによる2年間の商品保証・玄関ドアマイスター独自の5年間保証・工事保険による10年保証」で、施工後の安心も提供しております。
詳しくは、窓リフォームマイスターの「保証について」をご覧ください。
>東京都・茨城県・千葉県・埼玉県・栃木県・神奈川県で内窓を施工する「窓リフォームマイスター」の工事後の保証について
内窓・二重窓の設置で補助金が出ることはありますか?
内窓や玄関ドアに対する補助金は毎年実施されています。
2023年は以下の2つの事業が実施されているので、予算が上限に達する前に補助金を利用してリフォームを行うことをおすすめします。
まとめ│内窓・二重窓で暖かく静かな室内環境を実現
窓のリフォームを検討する際に見かける「内窓」や「二重窓」について、どういった仕組みの製品で、どういった特徴を持っているのか解説しました。
内窓・二重窓の設置は断熱性や気密性のほか、防音、防犯など様々なメリットが感じられる、窓を対象にしたリフォームです。
一方で紹介したようなデメリットを感じる可能性もありますので、内窓・二重窓に詳しく、施工実績も豊富な施工業者に依頼しましょう。
窓リフォームマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドア/窓の交換を承っています。玄関ドア/窓のことなら何でもご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
インターネットでのお見積りやお問い合わせを不安に思う方も多いと思いますが、窓リフォームマイスターでは、お見積りやお問い合わせをいただいたお客様に、勧誘や営業は決していたしません。お気軽にご利用ください。
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