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コラム

公開日:2023年8月26日

/ 最終更新日:2024年04月07日

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二重窓なのに効果なし?内窓リフォームで断熱・結露・防音効果がない原因と対策

二重窓が効果なしになる原因と対策

内窓(二重窓)リフォームには、断熱効果・結露防止効果・防音効果など様々なメリットがあります。

しかし、実際に二重窓リフォームをした人の体験談や口コミを見てみると、思ったよりも省エネ効果がなかったという声や、結露や音の問題があまり改善しなかったという声も見かけます。

このように「二重窓が効果なし」になってしまうのには、様々な原因が考えられます。さらに、1つだけではなく複数の原因が重なっていることもあります。

そこで今回は、内窓リフォームの専門家の視点で、二重窓・内窓の効果がない、または少ない場合に考えられる原因と対策について解説します。

 

二重窓・内窓リフォームで得られる効果

はじめに、二重窓(内窓)リフォームの具体的なメリット・得られる効果についてまとめます。

断熱効果で快適に過ごせる

二重窓(プラマードU)施工事例

二重窓(内窓)は、今ある窓の内側にもう1枚窓を設置して二重窓にする方法です。外窓と内窓の間に空気の層ができることで、高い断熱効果を発揮します。

夏の暑い外気や冬の冷たい外気が二重窓によって室内に伝わりにくくなりますので、1年を通して室内の温度変化が緩やかになり、快適度が格段にアップします。

さらに、内窓のガラスも二重ガラス(複層ガラス)にすれば、空気の層がもう1層増えますのでさらに断熱効果が高まります。

窓やドアなどの開口部は熱が多く出入りする場所なので、断熱化による効果も大きい部位です。中でも、今ある窓を壊さずに設置できる二重窓リフォームは、壁の中に断熱材を入れるなど大掛かりなリフォームよりも効率が良く、費用対効果が高いためおすすめの方法です。

窓は熱の出入りが多い場所

マイスター社長
マイスター社長

二重窓に使われている複層ガラス(ペアガラス)は、通常のガラスを2枚重ねたタイプ以外に、「Low-E複層ガラス」と呼ばれる、ガラスの表面にLow-E膜という特殊な金属膜をコーティングしたタイプもあり、通常のペアガラスよりさらに断熱効果がアップします。「Low-E複層ガラス」は、高性能で国や東京都の省エネリフォーム補助金の対象にもなるため特におすすめしています。

住宅の省エネ化・節電効果

二重窓が日遮熱をカットする仕組み

二重窓によって住宅の断熱性能がアップすると、夏場のエアコンで冷やした空気や、冬の暖房で暖めた室内の空気が外に逃げにくくなります。つまり、どの季節でも冷暖房を効率良く効かせられるようになるため、省エネ・節電にも大きな効果があります。

二重窓リフォームによる光熱費削減効果は、リフォームしてからもずっと続きます。つまり、一度二重窓にリフォームしてしまえば、光熱費の削減効果で将来的にリフォーム代の元が取れるため長い目で見ても大変お得です。

結露軽減効果

二重窓の効果で実感していただきやすいのが「窓の結露が減る」という効果です。

二重窓を設置すると、既存の窓と二重窓の間に生まれる新しい空気層によって、室外と室内をしっかり隔てる構造になるため、大きな断熱効果で外気温の影響を受けにくくし、結露の発生を抑える効果があります。

内窓インプラスの結露軽減効果

(参考)【LIXIL】インプラス 結露軽減効果実験

結露は住まいを傷めるだけでなく、カビやダニ発生の原因にもなります。二重窓によって結露を軽減すれば、結露による窓周辺の劣化も防ぎ、快適空間に変わります。

防音・遮音効果

多くの音は、熱と同じように窓から入り、窓から出ています。

二重窓によってできる空気の層のはたらきは、外からの不快な音が室内に入ることや、室内で発生した音が、近隣に漏れるのを抑える防音壁としての役割も果たします。人間の耳は、音の大きさが10dB下がると音が半減したように感じると言われるため、二重窓は快適で静かな住環境づくりにも効果的です。

※音の種類やガラスの種類によって得られる効果が異なります。

(参考)LIXIL|インプラス/インプラス for Renovation/インプラス浴室仕様:6つのメリット

防犯・侵入抑止効果

一戸建ての泥棒(侵入窃盗)の侵入口は約54%が窓というデータがあります。

(参考)住まいる防犯110番 – 警察庁Webサイト|手口で見る侵入犯罪の脅威

二重窓を取り付けることで、窓が2ロックになります。また、窓が二重の住宅は侵入までに時間がかかるため、 侵入をあきらめさせる心理効果も期待できます。

UVカット効果

窓や二重窓のガラスを「Low-E複層ガラス」に変えると、紫外線をカットしてくれる効果があります。

紫外線は、人体や住まいにとって有害な電磁波です。肌の日焼けやカーテン・家具などの色あせの原因にもなります。Low-E複層ガラスは、一般の複層ガラスに比べ、より多くの紫外線をカットするため紫外線対策にもおすすめです。

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二重窓が「効果なし」になる原因と対策

二重窓が効果なしになる原因と対策

それでは、二重窓にしても効果が感じられない場合に考えられる原因と対策についてまとめてみます。

原因①ガラス・サッシ選びの失敗

二重窓が断熱効果・省エネ・結露防止効果を発揮するためには

  • ガラスとガラスの間にできる空気層
  • 断熱性能の高いガラス
  • 熱伝導率の低いサッシ

この3つの条件が重要です。

逆に言えば、適切なガラス・サッシでなければ効果が発揮されない可能性があるということです。

【対策】適切なサッシ・ガラスを選ぼう

適切な二重窓を選ぶためには、二重窓に使われるサッシとガラスの種類と性能を把握した上で検討することが大切です。

【窓サッシの種類】

  • アルミサッシ
    日本の住宅で長く主流だったサッシ。最も安価だが熱伝導率が高いため断熱効果は限定的
  • アルミ樹脂複合サッシ
    アルミに、アルミの1000分の1の熱伝導率を持つ樹脂を組み合わせたサッシ。室外側がアルミ、室内側が樹脂になっていて、アルミサッシよりも断熱効果が高い。
  • 樹脂サッシ
    すべて樹脂でできているサッシで断熱性能が高い。特に北海道や東北地方などの寒冷地で多く使われている。
    プラスチックのため塩害にも強い。

ちなみに、YKKAPやLIXILの内窓製品はすべて断熱性能の高い樹脂サッシが使われています。

 

【窓ガラスの種類】

  • 単板ガラス
    1枚ガラスとも言われる、いわゆる普通のガラス。断熱・結露防止は限定的
    プライバシーを守るために模様を付けた型板ガラスや、割れた時に飛散しにくい網入りガラスなどもある。
  • 複層ガラス
    2枚以上のガラスを組み合わせて中間に空気層(中空層)を作るガラス。室内の暖房熱を逃がさず、同時に外から冷気が伝わるのを防ぐため断熱性に優れる。
  • Low-E複層ガラス
    複層ガラスの中空層に接する面に、Low-E膜という熱の伝わりを抑える膜をコーティングしたガラス。夏は日射熱の流入を防ぎ、冬は暖房輻射熱の流出を防ぐため、冷暖房効率を高める。Low-E膜が室内側にある断熱タイプと室外側にある遮熱タイプがあり目的や窓の場所で使い分けることができる。
マイスター社長
マイスター社長

サッシとガラスの組み合わせで最も断熱・省エネ・結露防止効果が高いのは「樹脂サッシ+Low-E複層ガラス」の組み合わせです。最適な選択は求める効果やご予算に応じて変わってきますので、施工会社に相談しましょう。

UVカット効果はガラス選びがポイント

Low-E複層ガラスは、高い断熱性能と日射遮蔽性能のほかに、西日対策や紫外線による色あせ防止にも効果的なため、UVカット効果を重視する場合は、Low-E複層ガラスを選ぶのがおすすめです。

 

原因②環境によって結露防止効果が弱まっている

二重窓の結露防止効果が弱まる理由

結露は、暖かく湿った室内の空気(水蒸気)が、冷たい窓に触れて水滴に変わる現象です。冬は、窓を閉め切っているため水蒸気がこもりやすく、また、室内の温度と窓の表面温度の差が大きくなるため、結露が起こりやすくなります。

二重窓(内窓)には結露防止効果がありますが、環境によっては結露が発生してしまうこともあります。理由としては、以下のようなものが考えられます。

外との気温差が大きすぎる

窓の内側と外側との気温差が大きすぎると、性能の高い二重窓(内窓)であっても結露が発生することがあります。

特に北海道や東北などの寒冷地では、窓の対策をしっかりしていても結露がついてしまう事例がよく見られます。

室内の湿度過剰で結露ができてしまう

室内側の湿度が高すぎると、二重窓を設置しても結露が発生してしまうことがあります。

例えば、寒冷地では石油ファンヒーターなどを使っている家庭もまだまだあります。
石油ファンヒーター・ガスファンヒーターのように、灯油やガスなどの燃料を燃やして室内の空気を暖める暖房器具のことを「開放型暖房機器」と言います。

灯油やガスを燃焼させる際には大量の水蒸気が発生するため、開放型暖房器具を使っていると、二重窓にしても室内側での水蒸気が増えすぎて結露の発生を抑えきれない場合があります。

また、開放型ではないエアコン暖房でも、室内の換気がうまくできていないと、やはり室内の湿度が高くなって結露しやすくなります。

【対策】室内や窓まわりの環境を整える

開放型暖房器具を使わない暖房方法

結露が起こるメカニズムを踏まえると、結露対策の基本は「窓の表面温度を下げないこと」と「室内の湿気を抑えること」です。

二重窓にして窓の断熱性を高めることで、窓の表面温度が下がりにくくなり結露防止効果が期待できます。

もし、二重窓で結露が防ぎきれないという場合でも、日々のちょっとした心がけで、結露の発生を軽減できます。結露でお悩みの方は、ぜひ以下の方法を試してみてください。

  • こまめに換気をする
  • サーキュレーターや扇風機などで空気を循環させる
  • 加湿器の使用はほどほどに(室内の湿度は40〜60%を目安に)
  • 暖房器具を見直す(エアコンや電気ストーブ、FF式ファンヒーターなどがおすすめ)

 

 

原因③二重窓の数が少ないため効果も感じにくい

例えば、窓が複数ある部屋の1ヶ所だけに二重窓を設置した場合、二重窓を施工していない窓が欠点となり、断熱や防音の効果が十分に発揮されません。

中には、二重窓を施工していない窓の結露がひどくなるケースもあります。

【対策】部屋全体・家全体の二重窓を検討する

家中の窓に内窓(二重窓)を設置した事例

二重窓の効果を十分に得たい時は、部屋にあるすべての窓に二重窓の設置を検討してみましょう。

窓リフォームマイスターでは、家中の窓に二重窓を設置した施工実績も多数あります。上の写真のお宅は、家中の窓22か所すべてに内窓を施工しましたが、窓リノベの補助金を利用して、225万円の工事が半額以下でできました。

施工事例|内窓を取り付ければクーラーが良く効くので節電効果抜群です【YKKAPプラマードU】窓リノベ利用事例

マイスター社長
マイスター社長

窓リフォームマイスターは、国の補助金をご請求の段階で直接値引きします。通常は、工事後に全額お支払いいただき、補助金が入金になるまで2~3ヶ月待つ必要がありましたが、玄関ドアマイスターが補助金分を立て替えて、お見積り金額から補助金分を直接お値引きいたします。※都の補助金を併用する場合を除きます。

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原因④施工の問題で正しい効果が発揮されていない

製品や環境ではなく取り付けに問題がある場合ももちろん考えられます。例えば、二重窓をDIYで取り付けたために隙間ができてしまい、効果が正しく発揮されないなどといったケースです。二重窓(内窓)の施工の失敗例には次のようなものがあります。

窓枠の採寸ミス

YKKAPやLIXILなどメーカーの二重窓(内窓)は、取り付ける場所の窓枠のサイズに合わせて製品をオーダーします。そのため、事前の正確な採寸が必要不可欠です。

例えば採寸ミスで少し小さいサイズで内窓をオーダーしてしまった場合、そのまま施工してしまうと、隙間ができて断熱効果や結露防止効果、防音効果が正しく発揮されなくなってしまいます。

また、経年劣化による窓枠のゆがみなどでどうしても隙間ができる時もありますので、その場合はコーキング処理で隙間を埋める必要があります。

内窓と外窓の空気層がうまく機能していない

二重窓は、内窓と外窓の間に「空気の層」をつくることで、窓の断熱性能や防音性能を上げてくれます。しかし、この空気層の厚みが適正でない場合、断熱・防音性能はうまく発揮されません。

例えば、内窓と外窓の距離が遠すぎる場合、空気層の厚みが大きすぎて「コールドドラフト」という現象が起きやすくなり、断熱効果が落ちてしまいます。「コールドドラフト」とは、暖房器具によって温められた部屋の空気が、冷たい窓ガラスによって冷やされ床面に下降することにより、室内の上部と下部とに大きな温度差が生まれる現象です。

また、内窓と外窓の距離が狭すぎても、空気層がうまく機能せずに外窓の温度がそのまま室内に伝わりやすくなってしまいます。

マイスター社長
マイスター社長

つまり、二重窓(内窓)を設置しても、外窓と二重窓の距離が離れ過ぎていたり、逆に近づきすぎていたりすると、効果がうまく発揮されないということですね。

 

【対策】DIYのリスクも理解してプロを上手に頼る

省エネリフォーム(内窓)施工例

二重窓の施工に関する1つ1つの判断は、窓リフォームの専門家でなければなかなか分からないですよね。

二重窓のDIY施工は採寸や施工技術に自信のある方なら施工費の節約になるのでメリットが大きい方法です。

ただし、DIY初心者の方の場合、上記のような採寸ミスや施工不良、内窓と外窓の適切な距離を判断することが難しいなどの理由で、せっかく苦労して取り付けた二重窓が効果なし…という時間と労力に見合わない結果になってしまう可能性もあります。

二重窓のDIYのリスクやデメリットは次のようなものがあります。

  • 窓枠の正確な採寸が難しい、窓枠のゆがみなども考慮しなければならない
  • 失敗するとすき間や傾きなどができて効果がうまく発揮されない
  • 失敗しても自己責任、失敗したら材料費が無駄になる、窓枠などを傷つけてしまったら自分で直さなければならない
マイスター社長
マイスター社長

二重窓の施工は専門業者に依頼がおすすめです。プロの技術で窓を採寸し、ゆがみ・ズレなどの現状を把握してリフォームが必要な部位を正しく見極められますし、万一施工不良があった場合にも、施工会社に報告すれば対応してもらえます。

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原因⑤簡易二重窓(DIY)のため期待したほど断熱効果がなかった

ポリカーボネートでDIYした簡易二重窓の例

ポリカーボネートを使ったDIYでできる簡易二重窓は、手軽にできて一定の断熱効果が得られることが環境省のホームページ等でも紹介されています。

(参考)環境省|意外と簡単!DIYで断熱リフォーム ~自分でできる二重サッシの作り方~ | COOL CHOICE 未来のために、いま選ぼう。

しかし、インターネットの体験談などを見ると、寒冷地や猛暑日など室内と室外の温度差が大きすぎる場合は、簡易二重窓では「期待するほど断熱効果がない」と感じる人も多いようです。

【対策】中空板の空気層を密閉する

DIYの簡易二重窓の場合、断熱効果を高めるためにはしっかりと密閉された空気層を作ることがカギになります。

具体的には、ポリカーボネートの切断面の中空穴を樹脂のテープで完全に閉じる、木工ボンドで切断面の穴をしっかり埋めてあげる方法などが有効です。

 

原因⑥玄関ドアや勝手口から冷気や熱が入り込んでいる

二重窓を設置した部屋や場所が玄関や勝手口とつながっている場所の場合、ドアに隙間があったり断熱性が低かったりすると、ドアから入ってくる冷気や熱のせいで十分な断熱性能が得られないことがあります。

【対策】玄関ドア・勝手口を断熱性の高いドアに交換

玄関ドアを交換した事例

ドアの隙間をふさぐアイテムを使うのも一つの手ですが、二重窓にすると同時に「玄関ドア・勝手口も断熱性の高いものに交換する」方が効果的です。玄関ドアや勝手口の断熱リフォームも、二重窓と同様に今なら補助金も使えますので、併せてリフォームするのがおすすめです。

原因⑦二重窓で軽減できない音だった

二重窓で防音効果を期待したのに、あまり効果がない!という場合に考えられる原因です。

実は「音」には、空気を伝って聞こえる音と、地面や床、壁などに振動が伝わって聞こえる音の2種類があります。

二重窓は外と中の「空気」を遮断しますので、空気を伝ってくる音は軽減できますが、一方で、床や壁が振動して伝わってくる音は二重窓ではあまり軽減できません。

二重窓で軽減できる音

  • 人の話し声や音楽(笛・ハーモニカなど)
  • 風の音
  • 動物の鳴き声 など

二重窓で軽減しにくい音

  • ドアの開閉音
  • 物を置いた時・落ちた時の音(家具を床に置いた時の音、硬貨やカトラリーが落下した時の音)
  • 機器などの稼働音
  • 工事現場などで重機が地面を掘る音
  • 大型トラックが走行する時の振動音
  • 床を歩いた時の音(ヒールやスリッパなどの足音)
  • 走ったり飛び跳ねたりした時に下の階に伝わる音 など

【対策】防ぎたい音の種類を見極めて検討する

このように、振動で伝わる音を遮音・防音したい場合は、二重窓よりも、床や壁を厚くするなどの対策の方が効果的です。

ですので、特定の音の防音効果を最優先する場合は、二重窓以外に最適な方法がないかを検討しましょう。

 

原因⑧換気口から音が出入りしている

屋外への音漏れや屋外からの音の侵入口は、窓やドアだけではありません。同じ開口部でも見落としがちな意外な場所があります。それは、普段私たちがあまり存在を意識していない「換気口」です。

換気口は24時間換気設備の一部で、「給気口」「通気口」などとも呼ばれます。面積としては小さいですが、空気を入れ替えるために常に開放されているため、実は音漏れしやすい場所の一つです。

二重窓に変えても防音効果が感じられない場合は、換気口のような小さな開口部から音が出入りしている可能性もあります。

【対策】換気口の防音グッズを試す

家の中の小さな開口部の防音・音漏れ対策としては、換気口専用のサイレンサーと呼ばれる防音型製品や、キッチンの換気扇専用のレンジ用防音フードなどを取り付ける方法があります。これらの製品はホームセンターやネット通販でも購入できます。

窓やドア以外の家の中の小さな開口部の防音対策で騒音の悩みが軽減されたという事例もたくさんありますので、騒音や音漏れが改善されない場合は一度試してみても良いかもしれません。

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まとめ

二重窓(内窓)を設置しても十分な効果が得られない場合に考えられる原因は、二重窓の選択ミスのほかにも、施工不良や設置場所の環境、気候が要因の場合など、様々なケースがあります。

二重窓で省エネ、結露防止、防音などの希望する効果を得るためには、施工前の製品選びや現場での採寸、そしてそもそも適切な二重窓を選択するための環境調査など、複合的に検討して判断した上で、正確に施工することが不可欠になります。

マイスター社長
マイスター社長

家の構造や築年数・周辺環境などは1件1件、お宅ごとに違います。ですので「自分の家で二重窓(内窓)にして効果があるのかそもそも分からない」「適切な二重窓の選び方が分からない」という方もいると思います。そんな時は、二重窓や玄関ドアなど住宅の開口部のリフォームの実績が豊富な施工業者(プロ)に相談するのが一番確実で効率的です。

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玄関ドアマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドア/窓の交換を承っています。玄関ドア/窓のことなら何でもご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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