【目次】
泥棒・空き巣から狙われる玄関ドアの特徴
まず、ご自宅の玄関ドアが泥棒や空き巣のターゲットにされやすい特徴に当てはまるかどうか確認しましょう。
侵入窃盗犯が狙う玄関ドアに共通するのは、以下の点です。
- 玄関ドアの鍵を日常的に開けたままにしている
侵入窃盗犯は必ず下見にくるため、施錠せずにで出かけることが多いとターゲットに狙われます。 - 玄関ドアの前に人が隠れられる“死角がある
ドアの近くに植栽や物置が置いてあったり、隣家との間にブロック塀がある家は要注意です。 - 前面道路の人通りや車通りが少ない
周りからの目が少ないと、空き巣などに狙われる可能性があります。 - 玄関ドアに鍵が1つしかついていない
鍵が1カ所しか付いていないドアは、ピッキングに狙われやすい傾向があります。 - ドアにガードプレートが付いておらず枠との間に隙間がある
バールなどで鍵の部分をこじ開けられる可能性があります。 - 玄関ポーチが日中でも薄暗い・センサーライトがない
ドア周りが暗いとピッキングなどの作業をしやすく、ターゲットにされる可能性があります。 - 玄関ドアや袖パネルにポスト口が付いている
ポスト口から室内をのぞかれる可能性があります。 - 玄関ドアが古い
防犯意識が低くドアを簡単に破れると思われて、ターゲットに狙われます。

これらの特徴に複数当てはまる家は、早めに玄関ドアリフォームを検討しましょう。
LIXIL玄関ドア「5つの防犯性能」
>>>施工事例:玄関ドアリフォームはどこに頼んでも一緒?いいえ毎日工事しているのはとっても特殊なんです
LIXILの玄関ドアは、様々な侵入手口に抵抗するための工夫がいくつも備わっており、多くの防犯リフォームで採用されています。
ここで、玄関ドアを侵入経路とした窃盗犯の手口を見てみましょう。
警察庁の調べによると、住宅を狙った窃盗侵入犯の主な手口は以下の通りです。
(引用:警察庁|住まいる防犯110番)
戸建住宅と3階建て以下の共同住宅で最も多いのが、玄関ドアや窓の鍵のかけ忘れ(無締り)で、それに次いで多いのが窓や玄関ドアのガラス破り、ドア錠破りです。
LIXILの玄関ドアはこれら全ての手口に抵抗できる機能が備わっています。
ガラス破りに抵抗できる「安全合わせガラス」
最近、玄関ドアに明かり取り(採光)や風通し(採風)を目的にガラス窓が入っているデザインが多いですよね。
LIXILの玄関ドアは、一部の玄関ドアに「安全合わせガラス」を組み合わせられます。
安全合わせガラスとは、2枚のガラスの間に特殊中間膜を挟み込んだガラスで、バールなどの鈍器で強く叩いてもヒビが入るだけでなかなか穴が開きません。

玄関ドアの防犯性と断熱性の両方を高めたい方は、「安全合わせ複層ガラス」がおすすめです。
サムターン回しに抵抗できる「セキュリティサムターン」
玄関ドアのガラス部分を破ってそこから手を入れてサムターンで解錠するサムターン回しもよくある手口です。
LIXILの玄関ドアは、セキュリティサムターンが標準搭載されているため、万が一ガラスが破られても解錠できません。
(引用:LIXIL|高い防犯機能でリスクを回避)
セキュリティサムターンとは、取り外し可能なタイプを指し、外出や夜間(就寝時)、お子様だけが留守番している間などに外しておけば、玄関ドアからサムターン回しの手口で侵入されるリスクを大幅に抑えられます。

安全合わせガラスは“なかなか穴が開かないようにするため”の機能であり、“全く穴を開けられない”訳ではありません。そのため、セキュリティサムターンでの防犯対策も欠かせません。
こじ開けに抵抗できる「鎌状デッドボルト」
こじ開けとは、ドアと枠の間にバールなどを差し込んでデッドボルト※を壊す手口ですが、LIXILはこじ開けにくい鎌付デッドボルトを標準仕様としています。
(引用:LIXIL|高い防犯機能でリスクを回避)
※デッドボルト:鍵やサムターンを回すとドア本体から出入りする金属の四角いパーツで、枠側の受け金具(ストライク)に出入りする
通常のデッドボルトは1方向のみにしか引っ掛かりがありませんが、鎌付だと上下にも強い抵抗力を発揮するため、簡単にはドアをこじ開けられません。
ピッキングに抵抗できる「ツーロック」
ディンプル錠が普及し、ピッキング被害の件数は減ってきていますが、それでもまだリスクがゼロとは言えません。
LIXILの玄関ドアは全てディンプル錠の2ロックが標準装備で、ピッキングをしようとしても時間がかかるため侵入窃盗犯から狙われにくくなります。

警察庁の統計によると、空き巣などの侵入窃盗は侵入までに5分かかると約70%、10分以上かかるとほぼ100%が侵入を諦めることが分かっています。そのため、新しいドアで2ロック仕様の玄関は、ピッキング犯から狙われる可能性がかなり低くなります。
無締まりを防止できる「電気錠・スマートキー」
最近、防犯目的で電気錠やスマートキーを選択する方が増えています。
電気錠・スマートキーが防犯対策になる理由は以下の通りです。
- 2ロックが自動で施錠される「オートロック機能」が付いているため、鍵をかけ忘れることがなくなる
- 玄関ドアを解除できるリモコンキー・タグキー・カードキーやスマートフォンを無くしても、簡単にそれらを無効化できるため、悪用されない
- S型ハンドルに電気錠・スマートキーを付けると、手動キーの鍵穴が見えないようにカバーされるため、ピッキングに狙われにくい

スマートキー対応の玄関ドアは、鍵(キー)のタイプを色々と組み合わせられるため、様々な家族構成の方におすすめです。ただし、従来の手動キーとは使い勝手が異なる点もあるため、事前に使用方法を確認しておきましょう。
玄関ドア・窓のリフォームをお考えの際は、ぜひ玄関ドアマイスターの公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
防犯対策で玄関リフォームする時の注意点・ポイント
>>>施工事例:玄関ドアを新しくする時に断熱とリモコンキーは必ず選んだ方がいい理由
玄関ドアの防犯リフォームをする際には、これから紹介する7つのポイントを押さえましょう。
カバー工法用のドアを選ぶ
LIXILだけではなくYKKapなどその他の玄関ドアメーカーでも、ドアのラインナップは新築用とリフォーム用に分かれます。
リフォームに適したカバー工法用のドアを選ばないと、附帯工事が増えるので注意しましょう。
新築用 |
ドア周りの壁や床(土間)が仕上がっていない状態でドア枠を取り付けることを前提にしているため、リフォームで設置するためには壁・床(土間)を一部解体する必要があります(=解体・復旧の費用がかかり、工期が長い) 【LIXILの新築用ドアシリーズ】
|
リフォーム用 (カバー工法用) |
カバー工法とは、既存ドア枠を撤去せずその上から新しいドア枠を被せる方法で、ドア周りの壁・床(土間)を解体する必要がない(=解体・復旧の費用がかからず、1日でリフォーム完了) 【LIXILのリフォーム用ドアシリーズ】 |
>>>玄関ドア豆知識:玄関ドアリフォームカバー工法の工期は1日だけ!メリットとデメリットは?
センサーライト・カメラだけでは防犯対策として不十分
玄関の防犯対策としてドアを交換せずセンサーライトや防犯カメラを先に取り付ける方もいらっしゃいますが、これはあまり防犯対策になりません。
- センサーライトが点灯しても、明るい日中は気が付かず抑止力にならない
- 夜間にセンサーライトが点灯しても、家の中で気がつかなければ意味がない
- 夜間にセンサーライトが点灯しても、外灯が近いと周囲から気が付かれにくい
- 防犯カメラの効果が発揮されるのは、侵入されて犯人逮捕の際がほとんど
- セキュリティ会社に接続する防犯カメラを設置しても、法的には到着するまで25分以内は良いとされているため、それまでに侵入・窃盗が終わってしまう可能性がある
これらの理由から、センサーライトや防犯カメラは玄関ドアや窓の防犯対策をした上でのオプション的な方法と言えます。
築20年以上の家は鍵交換ではなくドア交換がおすすめ
玄関ドアの防犯性を高める方法として、シリンダー・錠前だけを交換する方法もありますが、築年数の経った住宅では鍵だけ取り替えでもその費用が無駄になってしまう可能性があります。
なぜなら、一般的な戸建住宅に取り付けられる玄関ドアの寿命は、長くても30年程度であるためです。
ドアの種類 | 寿命(耐用年数)の目安 |
---|---|
アルミ製ドア | 20〜30年 |
木製ドア | 15〜20年 |
鋼板製ドア (マンションドア) |
25〜35年 |

一般的な戸建住宅に設置されているアルミ製玄関ドアの寿命は20〜30年なので、築20年に近いか既に超えている住宅は、ドア全体の交換をおすすめします。パーツごとに交換しても、ドア本体の寿命が近づいているためです。
>>>玄関ドア豆知識:扉はいつ頃交換するべき?玄関ドア・勝手口の耐用年数について
窓・勝手口ドアからの侵入にも注意
実は、戸建住宅で侵入窃盗犯が選ぶ侵入口は、玄関よりも窓の方が多く、勝手口ドアが狙われる事例も少なくありません。
(引用:警察庁|住まいる防犯110番)
そのため、玄関ドアだけに防犯対策をしても“完璧”とは言えないのでご注意ください。

「どの開口部から防犯リフォームすればいいか判断できない」「予算内でより効果的な玄関・窓の防犯リフォームをしたい」という方は、施工実績豊富な”玄関ドアマイスター”にご相談ください。“玄関ドアマイスター”は、実際に施工するスタッフが現地を細かくチェックして、お客様にベストなプランを提案いたします。
LIXIL玄関ドア・リシェントへのリフォーム費用目安
“玄関ドアマイスター”のホームページでは、玄関ドア・内窓&外窓リフォーム・勝手口ドアの交換費用がすぐに分かる無料見積もりサービスを提供しております。
その中から、LIXIL・リシェントに交換する場合の工事費用目安を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
片開きドア
※ランマ無し、ドアハンドル標準仕様
※リシェント 71N型(採光窓付き) に「Familock電池式(タグキー3個・リモコンキー2個)」を組み合わせた場合
製品代(税別) |
定価¥599,000 ▶︎50%オフの¥299,500 |
工事費 【玄関ドアマイスターが責任施工】 |
¥95,000 (既存ドア処分費含む) |
オプション Familock電池式(タグキー3個・リモコンキー2個) |
通常¥84,000 ▶︎キャンペーン中につき¥69,000 |
消費税 |
¥46,350 |
合計 |
¥509,850 |
片袖ドア
※ランマ無し、ドアハンドル標準仕様
※リシェント M83型(採光窓付き) に「Familock電池式(タグキー3個・リモコンキー2個)」を組み合わせた場合
製品代(税別) |
定価¥498,000 ▶︎50%オフの¥249,000 |
工事費 【玄関ドアマイスターが責任施工】 |
¥68,000 (既存ドア処分費含む) |
オプション Familock電池式(タグキー3個・リモコンキー2個) ハンドルのキエテクノコート仕様 |
通常¥84,000 ¥5,000 |
消費税 |
¥39,100 |
合計 |
¥430,100 |
親子ドア
※ランマ無し、ドアハンドル標準仕様
※リシェント 12N型(採光窓付き) に「Familock電池式(タグキー3個・リモコンキー2個)」を組み合わせた場合
製品代(税別) |
定価¥796,000 ▶︎50%オフの¥398,000 |
工事費 【玄関ドアマイスターが責任施工】 |
¥135,000 (既存ドア処分費含む) |
オプション Familock電池式(タグキー3個・リモコンキー2個) |
通常¥84,000 ▶︎キャンペーン中につき¥69,000 |
消費税 |
¥60,200 |
合計 |
¥662,200 |

“玄関ドアマイスター”は、全国から約11,000社が参加するLIXILリフォームコンテストにて、2024年・玄関ドアリシェントの部門で全国1位を獲得し、7年連続継続中です。LIXILドアについて詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
>>>氏名・住所・連絡先の入力不要【玄関ドアの無料見積もりサービス】
2025年は補助金で玄関ドア・窓・勝手口ドアを防犯リフォームする大チャンス
>>>施工事例:東京都の助成金78,000円!もらわないと損ですよ
2025年は、玄関ドア・窓・勝手口を交換するのに絶好の大チャンスです。
全国対象の「先進的窓リノベ2025事業」、東京都内在住の方限定の「既存住宅における省エネ改修促進事業」と、2つの補助事業が実施されています。

どちらの補助金も玄関ドアや窓の“断熱リフォーム”が対象ですが、防犯目的でも基準以上の断熱性能を持つ製品を採用すれば補助金をもらえます!
全国対象「先進的窓リノベ2025事業」
先進的窓リノベ2025事業は、多くの熱エネルギーを損失する窓や玄関ドアなどの断熱化により、既存住宅の快適性アップと省エネ化を推し進めることを目的に、以下の工事をすると補助金をもらえます。
- 窓ガラスの交換
- 内窓の設置
- 外窓の交換(カバー工法・はつり工法)
- 玄関ドア・勝手口ドアの交換(カバー工法・はつり工法)
玄関ドア・勝手口ドアの交換は、窓工事と同一契約であることが補助の条件です。
ただし、勝手口ドアについてはシリンダーレスのタイプを選ぶと窓とみなされて単独で補助対象になります。
工事の内容・サイズ・断熱性能グレードによって1カ所ごとの補助額が決められており、玄関ドアを窓1カ所とでも併せてリフォームするとドア1カ所につき58,000〜220,000円の補助金がもらえて、1世帯ごとの補助上限額は200万円です。
>>>玄関ドア豆知識:先進的窓リノベ2025事業|補助金の申込・工事はいつまで?対象要件と申請のコツを解説
東京限定「既存住宅における省エネ改修促進事業」
既存住宅における省エネ改修促進事業は、東京都が実施する補助事業で、都内の既存住宅を対象に以下のリフォーム工事をすると資金面でのサポートを受けられます。
- 高断熱窓・高断熱ドア工事:内窓設置・外窓交換(カバー工法・はつり工法)・ガラス交換・ドア交換
- 断熱材工事:壁・床・天井などの断熱材入れ替えや追加
- 高断熱浴槽工事:浴槽の取り替え及び付帯工事
工事の内容・サイズ・断熱性能グレードによって1カ所ごとの補助額が決められており、高断熱窓・高断熱ドア工事の場合は上限を1世帯につき「130万円」とし、工事プランに応じて合計額が支給されます。
こちらの事業は玄関ドア工事単体でも補助の対象となり、ドア1カ所につき52,000〜110,000円を受け取ることが可能です。
(参考:クールネット・東京|(令和7年度)既存住宅における省エネ改修促進事業)
>>>東京都の方限定!先進的窓リノベ2025事業とダブルでもらえる「既存住宅における省エネ改修促進事業」

「先進的窓リノベ2025事業」と「既存住宅における省エネ改修促進事業」は”併用”でき、ドア1カ所につき、最高33万円もの補助金をもらえる可能性があります。「補助対象になるか知りたい」という方は、施工実績・補助金申請サポート実績が豊富な“玄関ドアマイスター”へお問い合わせください。
玄関ドア・窓のリフォームをお考えの際には、ぜひ玄関ドアマイスターの公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
お電話からもお問い合わせいただけます。
東京・埼玉・千葉・茨城・神奈川・栃木・群馬にお住まいで、窓のリフォームや玄関ドアの交換を検討されている方は、是非お気軽にお問い合わせください。