玄関ドアをカバー工法で交換すると1日で工事が完了する
カバー工法が開発される以前の玄関ドアの交換では、工事に5日~10日程度の日数が必要でした。その理由は、多くの職人がかかわるため、スケジュールの調整が大変だったからです。
カバー工法が開発される以前に、玄関ドアを交換する際には、玄関ドアを取り外すだけではなく、玄関ドアの枠も取り外さなくてはなりませんでした。玄関ドアの枠を取りはずす為には、壁や床を壊す必要があります。壁や床を壊すと、玄関内のクロスや床も張り直さなくてはなりません。玄関ドアを交換するだけのことに、大工はもちろん、建具やクロス、タイルなどそれぞれに関わる専門の職人が、入れ替わり立ち替わり工事をしました。
職人がチームを組んでいるわけではないので、それぞれの職人に依頼し、工事日程に合わせて、スケジュールを調整しなくてはならず、調整がうまくいかなければ、日数はさらに伸びてしまいます。加えて、壁を壊すので、騒音や粉塵でご近所に迷惑がかかるという面もありました。その為、玄関ドアの塗装が剥げてしまったり、袖ガラスにヒビが入ってしまったりしても、そのままにしている家は少なくありませんでした。
しかし、カバー工法なら、朝始めて、夕方には工事が完了します。その理由は、壁を壊さないからです。カバー工法に関わる職人は1チームだけです。実際の工事日の前に、現地調査におよそ30分と、工事日の1日だけの手軽な工事です。
玄関ドアを取り外した後、今ある玄関ドアの枠に、新しい枠を取り付け、その枠に玄関ドアを取り付けるという工事がカバー工法での玄関ドア交換の工事です。元の玄関ドアによって、枠の幅は異なりますが、どんなタイプの枠であっても、ピッタリと枠を被せることができるので、非常にきれいな仕上がりです。
ただ、現在の枠の上に、新しい枠を被せる為、ドア枠の内側で、幅が約5cm、高さが約3cm小さくなります。その為、片開きドアの場合、通行の幅が5cm狭くなってしまいます。一方、片袖ドアや親子ドアの場合は、袖や子扉の幅を調整できるので、通行の幅を広げられます。その結果、枠の幅が狭くなっても、バリアフリーの基準は満たせます。
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また、下枠の立ち上がりが20mm未満の場合、下枠に段差が付く場合があります。この場合は室内側に、段差緩和材を取り付けて段差を抑える、またはリフォーム前のドア枠の下側のみを撤去して段差をつけないといった方法で、段差を解決します。
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玄関ドアをカバー工法で交換すると価格を抑えられる
カバー工法が開発される以前の壁を壊す工事では、工事費用が100万円から200万円かかります。複数の職人さんに支払う工事費と、新しい玄関ドアの購入費用、さらに壊した壁や床の廃棄処分にも費用がかかります。
ただ、片開きドアを親子ドアにしたいなど、現在の玄関ドアより間口を広げたい場合、壁を壊す玄関ドアの交換の方法は有効です。リフォーム用玄関ドアにはないデザインの新築用玄関ドアに交換できるという魅力もあります。
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しかし、間口の幅を変える必要がない場合には、カバー工法での玄関ドア交換が最も価格を抑えられる方法です。カバー工法の工事価格は、間口によって変わってきます。
片袖ドアは7~8万円、親子ドアや片袖ドアは10~11万円、両開きドアや片袖親子ドアは、12~13万円程度です。具体的な工事価格は、施工をする会社やホームセンターによって異なりますが、それほど大差はありません。
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玄関ドアのカバー工法の価格だけが玄関ドアリフォームの費用を変える訳ではない
カバー工法の工事費は、壁を壊す工事に比べると、10分の1以上低く抑えられます。しかし、カバー工法の工事費用は、どこに依頼しても、ほとんど横並びです。では何が玄関ドア交換の費用に大きく影響するのでしょうか?それは玄関ドアの製品価格です。そして、玄関ドアの製品価格に影響する要素は2つあります。玄関ドアの機能性と、仕入れ価格です。
玄関ドアの機能性
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断熱・通風 リシェント G82型 | 高断熱 リシェント 41N型 | 断熱・防火 リシェント M27型 |
玄関ドアは、日々進化しています。ほとんどのメーカーでは、標準仕様として、非常に高い防犯性能を備えていますが、断熱、風通しの機能は、備えているドアと備えていないドアがあり、機能を備えているドアほど、製品価格が高額になっていきます。また、断熱性を備えたドアの中でも、断熱性の高さによって、ドアの価格が変わります。
加えてドアの枠タイプも製品価格に影響し、幅が広くなるほど、ドアの価格も上がっていきます。さらに、標準仕様では手動キーですが、リモコンキーに変えると、その分製品価格も上がります。ただし、カードキーは、リモコンキーよりオプション価格を抑えられます。
例えば、片開きドアで、非断熱のドアであれば、価格を抑えることができ、両開きドアや片袖親子ドアで、断熱、通風、防火機能を備え、さらにオプションでリモコンキーを選ぶと、製品価格が高額になっていきます。
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玄関ドアの豆知識 リフォーム用玄関ドアの特徴
仕入れ価格
「メーカーも型番も同じ玄関ドアなのに、なぜ店舗や会社によって製品価格が違うのだろう…?」玄関ドアの交換を計画中に、そんな疑問を持つことはありませんか?その理由の一つはメーカーからの仕入れ値の違い、もう一つは売値の決め方の違いです。
玄関ドアに限らず、家電や食料品などでも、仕入れ量が多い量販店ほど、製品価格は抑えられています。仕入れ量が多いほど、仕入れ値が抑えられる傾向にあるからです。仕入れ値が抑えられた分、低価格で提供しようという考え方の基に、製品価格が決められた玄関ドアもあれば、仕入れ値は抑えられているが、相場価格で提供しよう考え方の基に、製品価格が決められた玄関ドアもあります。そもそも、仕入れ価格の時点で高額な場合もあります。そのような差が、メーカーも型番も同じ玄関ドアなのに、価格が違うという現象を生みます。
また、同じ枠タイプ、同じ機能性を持つ玄関ドアの製品価格を比較してみても、価格が異なります。この違いは、流通量の違いです。人気があり、たくさん流通しているドアと、あまり出回っていないドアの価格を比較すると、人気のあるドアの方が、製品価格が抑えられている傾向にあります。
玄関ドアの交換を、できるだけ費用を抑えてしたい場合には、カバー工法の工事費を比較するより、製品代を比較した方が、効果的に費用を抑えられます。良心的な価格で製品を提供している施工先を選ぶことに加えて、売れ筋商品から選ぶという方法です。
玄関ドアマイスターは、LIXIL主催リフォームコンテストのリシェント部門で3年連続全国1位の玄関ドア出荷数を誇る玄関ドア専門の会社です。その為、どこよりも価格を抑えた製品代で玄関ドアを提供しています。東京・埼玉・千葉・茨城・神奈川・栃木・群馬にお住まいで、玄関ドアの交換を検討されている方は、是非お気軽にお問い合わせください。必ず納得できる玄関ドアリフォームをいたします。
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キャンペーンについても詳しくご覧になれます。
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玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
玄関ドアは家の顔、お客様が初めに訪れる場所です。
家族にとっては、必ず毎日通る場所です。
きれいで快適な玄関は、生活の質を格段に向上させます。
新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。