浴室に内窓を取り付けるメリット
浴室は、冬の寒さが最も感じられる場所ですよね。間取りの関係で、どうしても日が当たりにくい場所につくられることが多いことも一因でしょう。
さて、寒いのは辛いですから、ヒーターを設置する方もいるとは思いますが、浴室内まで暖めることはできません。
となると、浴室を断熱化させることが、寒さ対策として根本的な解決策であり、『内窓』を取り付けることが効果的です。
具体的に浴室に内窓を取り付けるメリットを考えていきましょう。
メリットは以下の3つです。
- 他の部屋との温度差を緩和
- ヒートショックのリスクを抑える
- 音漏れを緩和
- 防犯対策
他の部屋との温度差を緩和
内窓を取り付けることによって、熱を逃さない構造になります。暖められた熱をキープすることができるため、隣の部屋や脱衣所との温度差を小さくしてくれます。
ヒートショックのリスクを抑える
ヒットショックとは、温度差が大きいことによって、血圧が急に上昇し、心筋梗塞などを引き起こしてしまうことを指します。
浴室が寒いことは、身体に大きな負担をかけているのです。ヒートショックは、高齢者に多い症例ですが、身体の機能が発達しきれていない小さなお子様がヒートショックになる可能性も十分ありえます。
健康第一ですから、浴室に『内窓』をつけるメリットは十分にあるでしょう。
音漏れを緩和
内窓は、防音(遮音)機能が備わっています。意外と浴室から声やシャワーの音が漏れています。気持ちよく歌を歌っていても、外にもしっかり聞こえているということです。
歌っているときはいいのですが、冷静になってみると恥ずかしさが込み上げてきませんか。
ですが、『内窓』を取り付ければ、音が外に漏れることが減り、安心して入浴できます。
防犯対策
空き巣が侵入する方法は、窓からです。浴室も油断することはできません。しかも浴室の窓は、換気のために開けることが多い窓です。
空き巣は、侵入する前に下見をすると言われていますので、浴室も内窓がつけられていると分かれば、侵入を諦めやすくなるでしょう。
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浴室に内窓を取り付けた場合の注意点
浴室に内窓を取り付けることのメリットもありますが、知っておくべき注意点があります。
- 結露やカビはゼロにはならない
- 浴室を使用していない場合の室温
- 他の部分の断熱化が必要
では一つずつ説明していきましょう。
結露やカビはゼロにはならない
窓を断熱化することによって、結露やカビを抑制する効果はありますが、浴室は、リビングなどより水分が多い場所です。
そのため、どうしても結露が発生し、そのまま放置しておくとカビが発生してしまうのです。
だからこそ、適宜換気することを忘れないようにし、結露を拭くようにしましょう。
浴室を使用していない時の室温
『内窓』をつけることで、他の部屋との温度差を緩和してくれる効果はありますが、使用していない時間などやはり寒くなります。
湯船にお湯をはる際には、ふたをしない、シャワーでお湯をためるなど入浴前に浴室を暖める行動が必要です。
他の部分の断熱化が必要
浴室に『内窓』を取り付けると、浴室の寒さ対策にはなりますが、浴室だけでは、効果が薄くなっていまいます。
なお入浴前には、脱衣所ではヒーターをつけておくことが推奨されています。
だからこそ、浴室だけでなく、全体的に家の断熱化を進めましょう。全部屋に内窓を取り付ける場合、負担する費用が高くなってしまいますが、浴室がある階だけでも効果がありますので、検討してみてください。
内窓を取り付ける費用を抑える方法
上記でお伝えしたように、浴室だけに『内窓』を取り付けるだけでは、効果を実感しにくいため、他の部分の断熱化も行いたいですね。
効果的に家の断熱化を図るなら、窓の断熱化と玄関ドア、勝手口ドアを断熱化することです。
ですが、すべてをリフォームしようとすると、途方もないように感じられるでしょう。
しかし、ちゃんと抑えられる方法があります。
補助金を利用する
国の行政としても断熱化を推進しているため、ここ数年は毎年のように補助金制度が整えられています。
- 子育てエコホーム支援事業
- 先進的窓リノベ事業
などがあります。併用することはできませんが、負担額が少なくことは大きな魅力です。
ただし、予算の上限まで到達すると締切になるため、早めに見積もりを取得することをおすすめします。
窓や玄関のリフォームは補助金を利用できます。無料で補助金の代理申請をいたします。
玄関ドア/窓リフォームマイスターに依頼する
玄関ドアマイスターでは、積極的に補助金の利用ができるようにお手伝いしています。
一般的には、補助金が支給されるのは、工事完了後、行政に申請の手続きを行ってからですので、時間差が生じてしまいますし、業者によっては申請手続きの手数料がかかる場合があります。
しかし、玄関ドアマイスターでは申請手続き料は無料ですし、契約の段階で、補助金額分を直接値引きします。
費用を抑えるための注意点
補助金は、ある一定の額を超えないと利用することができません。例えば内窓1箇所のみでは申請の基準に達しない場合があります。
数カ所を一気に変えると断熱効果が高まるため、補助金が利用できるようになりますのでお気を付けください。
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