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コラム

公開日:2023年1月4日

かんたん内窓のお見積り

【窓の断熱効果は暮らしを快適にする】 シートやフィルムより内窓が確実

【窓の断熱効果は暮らしを快適にする】 シートやフィルムより内窓が確実

夏の暑さや冬の寒さは室内の温度に影響します。その主な原因は窓からの熱の出入りです。そして、窓からの熱の出入りが多いと、エアコンや暖房機器で室温を調整しようとしても思うように快適な室温にはなりません。

ただし、窓に断熱効果を持たせれば、熱の出入りが抑えられ、エアコンが効率よく働くようになります。その方法について考えていきましょう。

窓断熱が室温に与える影響

断熱窓で快適な室温のリビング

家の中で最も多くの熱が出入りする場所はどこだと思いますか?太陽に最も近く直接太陽の光が当たる屋根でしょうか?それとも面積の広い壁でしょうか?実際にはそのどちらでもなく、最も多くの熱が出入りする場所は窓です。

窓からの熱の出入りを抑えると、家中に出入りする熱の量が減るので、家全体の断熱効果が向上します。

開口部の断熱

省エネ基準レベルの断熱性能の住宅での試算例

住宅の断熱で重要なのが、開口部の断熱性能を高めることです。なかでも窓は、熱の出入りが大きいので、断熱上の重要なポイントとなります。

冬の暖房時に、室内から逃げ出す熱の約6割が窓などの開口部からで、夏の冷房時に、室外に侵入する熱の約7割は窓などの開口部からです。

引用:経済産業省 資源エネルギー庁 住宅による省エネ

冬は、窓や玄関のガラス部分を通して暖房の熱が逃げていき、冷気が侵入してくるだけではありません。ガラスとサッシや、サッシとガラスの隙間からも熱は出入りします。その熱の量は、壁や床から出入りする量よりも多く、全体の58パーセントを占めます。

その為、窓からの熱の流出と冷気の侵入を抑えられれば、冬の寒い時期にも少ないエネルギーで暖かい家にすることができます。

夏は、スダレやグリーンカーテンなどを使って、窓の外での日射遮蔽をしていることと思いますが、それだけでは十分に太陽の熱を遮ることはできません。窓や玄関などの開口部から出入りする熱の量は、全体の78%にも及びます。

窓の外での日射遮蔽に加えて、窓ガラスを通して侵入してくる熱を抑えられれば、少ないエネルギーで夏の室内を涼しくすることができます。

それでは具体的にはどのような方法で、窓や玄関などの開口部からの熱の出入りを抑えればよいのでしょうか?

断熱効果を上げる窓のリフォームの方法

窓の断熱リフォーム

窓の断熱には一時的な方法と確実な方法があります。一時的な方法にはあまり費用をかけずにできる良さがありますが、確実ではありません。具体的には断熱シートやフィルム、プチプチを貼るという方法です。

この方法は、毎シーズンごとにシートやフィルムを交換しなくてはならないことと、見た目が悪くなるというデメリットがあります。賃貸住宅にお住まいで、窓のリフォームは許可されない、次の冬には引っ越ししているかもしれないので、費用をかけたくないという場合に向いている方法です。

確実に断熱効果を上げる窓のリフォームには、内窓設置と窓交換があります。どちらのリフォームも、ガラスやサッシを通して出入りする熱の量が抑えられます。築年数が長くなった戸建て住宅では、単板ガラスやアルミサッシを通して熱が出入りするだけではなく、建付けが悪くなり、隙間ができていることが多くあります。

隙間が多くできていたとしても、リフォームの際に窓枠とサッシや、ガラスとサッシの間の隙間がなくなる為、隙間からの冷気の侵入もなくなります。

内窓や窓交換での窓のリフォームは、高い断熱効果を得られるので、暮らしが快適になることに加え、室内の雰囲気を損なう恐れがありません。戸建て住宅にお住いの場合には、確実な方法での窓の断熱をおすすめします。

内窓設置

プラマードU 内窓の構成

今ある窓はそのまま残し、室内側に内窓となる新しい窓を設置して二重窓にする方法です。窓が二重になることによって、窓と窓の間の空気層が内窓への外気の影響を受けにくくなることに加え、内窓のガラスとサッシの熱を出入りさせない働きが、室内への外気の影響を抑えます。

内窓には、複層ガラス、又はLow-E複層ガラス、サッシには樹脂サッシ、又はアルミ樹脂複合サッシが使われます。Low-E複層ガラスと樹脂サッシの組み合わせが最も高い断熱効果を備えています。室温上昇を抑えたい場合には、Low-E複層ガラス遮熱タイプが効果的です。

内窓のガラスとサッシの効果の高さと種類
断熱効果の高さ 複層ガラス→Low-E複層ガラス
アルミ樹脂複合サッシ→樹脂サッシ
遮熱効果 Low-E複層ガラス・遮熱タイプ

 

多数の窓を断熱化する場合には、窓交換と比較すると費用を抑えられる内窓設置がおすすめです。また、内窓設置には防音というプラスα効果があります。外部からの騒音や、家の中からの生活音など、音の出入りの悩みが解消できます。

窓交換

マドリモ 断熱窓の構成

サッシごと窓を取り外し、今ある窓枠に新しい窓枠を取り付けた上で、新しい窓を取り付ける窓の断熱リフォームです。

窓交換のガラスとサッシの効果の高さと種類
断熱効果の高さ 複層ガラス→Low-E複層ガラス→トリプルガラス
アルミ樹脂複合サッシ→樹脂サッシ
遮熱効果 Low-E複層ガラス又はトリプルガラス・遮熱タイプ

 

内窓設置より費用は嵩みますが、サイズを小さくしたり、開き方タイプを変えたりするプラスα効果もあります。家中の窓を交換する場合には、費用を抑えられる内窓と、開き方やサイズを変える必要性に応じた窓交換を組み合わせると良いでしょう。

引き違い窓から縦すべり出し窓に交換して風通しを良くする

風を採り込む窓

壁に沿って逃げて行ってしまう風を外に開いた窓ガラスに当てて室内に採り込めます。

窓を小さくして外部からの視線を遮る

換気の為、間口いっぱいの大きな窓が設けられている浴室では、夜間の入浴中に外部からの視線が気になることあります。このような場合、窓交換の際にパネルと窓を組み合わせて、窓を小さくできます。

窓のサイズを大きくすることはできませんが、窓や窓まわりの状況によっては、サイズや開き方を変えるだけでより良い室内環境を生み出せます。

窓の断熱効果で変わる暮らし

窓の断熱で得られる効果は主に3つあります。

家中が快適な室温になる

内窓で快適な室温になったリビング

窓や玄関など、家の中の開口部からの熱の出入りが抑えられると、家の中の場所や時間による温度差が小さくなります。

開口部からの熱の出入りが抑えられていない家の中の環境は、暖房をしている部屋は暖かいが、暖房をしていない廊下や玄関は寒いという状況です。入浴準備をする洗面所や脱衣所が暖房されていない場合には、ヒートショックのリスクも生まれます。

また、冬は就寝前に暖房を切ると朝寒い、夏はエアコンを切って出かけると帰宅時に家の中の温度が上昇しているというような時間帯による温度差もあります。一方、開口部が断熱されている住宅では、外気温の影響を受けにくくなります。その結果、暖房をしていない場所の温度が著しく低下したり、冷暖房を切った後に急激に室温が変化したりすることがなく、どの時間帯にも、家中に快適な温度が維持されます。

結露が軽減する

窓の断熱効果で結露を防ぐ

結露が発生する原因は窓の室外側と室内側の温度差です。温度差が大きくなるほど結露の発生量が増えます。温暖な地域と極寒の地域では、窓の断熱性能の高さを変えなくてはならない理由はそこにあります。一方、窓を断熱化しても、暖房の設定温度を必要以上に高くすると、結露が発生することもあります。

窓を複層ガラスにすると、ガラスが二重になるので、室内側のガラスと室外側のガラスの温度差が抑えられます。内窓の場合には外窓と内窓の間の空気層が、よりガラスの室外側と室内側の温度差を抑えます。

その結果、結露の発生が抑えられるので、結露によるカビやダニの発生、窓枠の劣化なども防ぐことができます。カビやダニは家族にアレルギー発生のリスクを生み、窓枠の劣化は壁のシミや建物全体の劣化に繋がるので避けたい問題です。

省エネ効果が生まれる

内窓の省エネ効果

出典:YKKAP内窓プラマードUでの省エネ効果

日々の生活に必ず使われるエネルギーには照明や家電などに使われる電気があります。その中で冷暖房に使われるエネルギーはおよそ3割を占めます。窓を断熱すると、省エネ性が高くなり、冷暖房費を抑えられます。

出典:電気事業連合会 日本の電力消費

YKKAPとリクシルの窓のリフォームにかかる費用と使える補助金

窓交換や内窓は断熱効果の高い窓のリフォームですが、どの程度の費用がかかるのでしょうか?参考までにメーカーが表示している価格を確認してみましょう。

 

リクシル内窓インプラス 引違い窓

W1,650mm×H1,100mm

Low-E二重ガラス クリア

 

製品価格 98,000円

(取り付け費は別)

マドリモ 内窓 プラマードU

 

引違い窓 3か所

幅160cm×高さ200cm×1箇所

幅160cm×高さ100cm×2箇所

 

約23万円~

商品代+工事費(税込)

マドリモ 断熱窓 引違い窓 3か所

幅160cm×高さ200cm×1箇所

幅160cm×高さ100cm×2箇所

 

約62万円~

商品代+工事費(税込)

 

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【LIXILリプラスはこちら

断熱シートやプチプチなどの一時的な方法と比べると、窓交換や内窓設置はリフォーム費用がかかりますが、その効果は確実に高い上に数十年続きます。木目カラーのサッシなのでインテリア性が向上し、室内の雰囲気にも貢献します。

マイスター社長
マイスター社長

開口部すべてを断熱する為には、玄関ドアや勝手口ドアの断熱も欠かせない要素です。ドアと窓の断熱化を同時に行うことで家中の断熱化が実現し、温度差が少なく結露が発生しない家に生まれ変わります。

窓と玄関で寒さ対策をした事例

玄関ドアと組み合わせた断熱窓へのリフォームで使える補助金

断熱リフォームで使える補助金には、東京都の補助金と国の補助金があります。

東京都の補助金

東京都民に向けた高断熱窓・ドアリフォームへの補助金です。国の補助金と併用できます。

東京都既存住宅省エネ改修促進事業

国の補助金

玄関ドアと内窓を同時に工事する場合は、先進的窓リノベ事業、またはこどもエコすまい支援事業という国の補助金を併用できます。

参考:環境省 先進的窓リノベ事業

参考:国土交通省 こどもエコすまい支援事業

 

マイスター社長
マイスター社長

東京都と国の補助金との組み合わせ方が少し複雑なので、下記のページで詳しく解説してあります。

【東京都民の方限定】玄関ドアリフォームに1/3の補助金がでます(既存住宅における省エネ改修促進事業

 

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玄関ドアマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドアの交換と併せて行う窓のリフォーム(内窓・窓交換)を承っています。玄関ドアや窓のことなら何でもご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。

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マイスター社長
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マイスター社長
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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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