窓サッシ・ガラスを交換する方法とは?
窓サッシやガラスの交換は、家の快適性を大きく向上させる重要なリフォームです。
しかし、どのタイミングで交換するべきか、どんな方法が最適か、悩むことが多いでしょう。
窓サッシ・ガラスの交換が必要なタイミングを見逃さないように、まずは窓の状態を確認することから始めます。
窓サッシやガラスを交換すべきタイミング
窓サッシ・ガラスを交換するべきタイミングは、以下の状態のときです。
- 窓の開閉がスムーズにできない
- 窓ガラスにヒビや割れが生じた
- 窓ガラスやサッシに結露やカビが発生している
- 部屋が暑すぎる、寒すぎる(エアコンが正常にもかかわらず効果が実感できない)
- すきま風が入る
- 外の騒音に悩まされている
- 電気代を削減したい
どれか一つでも該当する場合は、窓サッシ・ガラスを交換すべきときですよ。
放置しておくと、窓サッシ・ガラスの交換だけでは解決できなくなる場合がありますので、できるだけ早く交換することが重要です。
窓サッシ・ガラスを交換する方法は?
窓サッシ・ガラスを交換する方法は以下の通りです。
・外窓交換(業者に依頼しサッシ・ガラスの両方を交換する) 「カバー工法」もしくは「はつり工法」
・窓ガラスのみ交換(業者もしくは自分で行う)
豆知識!(サッシとは?窓枠との違い)
※窓のリフォームでは、窓サッシと窓枠とは別物です。窓枠は、サッシの外側にある窓周りの建具のことを指します。
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簡単に各方法のメリット・デメリットをご紹介します。
カバー工法(外窓交換)
カバー工法とは、既存の窓枠を壊さず、窓サッシ・ガラスの両方を交換する工法です。
現在、窓交換で用いられる主流な工法であり、たった1日で工事が完了し、費用も「はつり工法」より抑えられるメリットがあります。
一方で、窓が一回り小さくなりますし、窓の大きさを大きくすることはできません。
▶︎▶︎▶︎どのくらい窓が小さくなるか、チェックしてみてください。
こちらも、外窓交換の施工実績ですので、あわせてご覧ください。
・雨戸がある窓?内窓はヤメテ!窓交換で断熱リフォームが必須です!なぜなら・・・
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はつり工法(外窓交換)
はつり工法とは、既存の窓枠も壊して、窓サッシ・ガラスの両方を交換する工法です。
メリットは、窓の大きさが変わらないこと、大きくすることもできることです。
一方デメリットは、窓枠の周りの壁を壊すため、リフォーム工事が1週間程度かかりますし、窓を交換する業者、壁を補修する業者と複数の業者に依頼するため、費用も高額になります。
なお弊社では、外窓交換の工事では、カバー工法による工事のみ承っております。
窓ガラスのみ交換
窓ガラスのみの交換は、推奨できない場合もありますが、自分で交換することができたり、業者に依頼しても窓サッシごと交換するより費用を抑えられるというメリットがあります。
しかし、サッシ(フレーム)がアルミの場合、断熱効果が半減し、結露の抑制効果もそれほど期待できません。
せっかく窓を交換するなら、断熱効果が高く、なおかつ窓の開閉がスムーズになるなど、他の様々な窓のお悩みも一気に解決できる方法を選ぶことで、ずっと快適な暮らしを送ることができます。
なお、自分でガラスを交換する手順は以下の通りです。
- STEP1:窓ガラスのサイズを採寸する(サッシの端まで測ります)
- STEP2:窓枠からサッシを取り外す
- STEP3:窓ガラスをサッシから外す
- STEP4:取り外したガラス周りのゴムパッキンも引き剥がす
- STEP5:新しいガラス(ゴムパッキンはついていればそのまま)をサッシに取り付ける
- STEP6:窓枠に取り付ける
他サイトや動画などでも手順が紹介されていますが、窓の採寸、取り付け時のネジの締め具合など高い技術力が必要です。
つまり、窓サッシ・ガラス交換の際は、業者に依頼することが最善の方法です。
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窓サッシ交換のカバー工法【サッシの種類による違いを比較】
窓サッシ・ガラス交換は、わずか1日で施工が完了するカバー工法が一般的です。
そして窓サッシの交換を考える際には、どの種類のサッシを選ぶかが非常に重要です。
サッシの種類によって、断熱性、防音性、耐久性、費用などが大きく異なるため、適切なサッシを選ぶことで、快適な暮らしを実現できるのです。
窓サッシの交換で選ぶ、アルミサッシ、アルミ複合サッシ、樹脂サッシの三つの主要なサッシの種類について、メリットとデメリットを比較しやすい表にまとめました。
それぞれの特徴を理解することで、適したサッシを選ぶ参考になるでしょう。
サッシの種類 | メリット | デメリット |
アルミサッシ
|
軽量で丈夫、価格が比較的安い | 断熱性が低く、結露しやすい |
アルミ複合サッシ
|
断熱性が向上、結露しにくい | アルミサッシよりも高価 |
樹脂サッシ
|
断熱性が非常に高い、結露しにくい | 価格が高く、紫外線に弱い場合がある |
ただしアルミサッシは、既存の窓で使用されていることが多いですが、「交換」する際は、『アルミ複合サッシ』か『樹脂サッシ』のどちらかを選ぶことが多いですよ。
窓サッシ・ガラス交換のカバー工法による費用目安
窓サッシ・ガラス交換の方法・サッシの種類が定まってきたら、費用が気になりますよね。
費用は、窓の大きさ・窓ガラスの種類・窓の種類によって変わります。
窓の大きさ
既存の窓と同じ大きさでお選びください。
窓ガラスの種類
窓ガラスは、高性能ガラスである「LowE複層ガラス」「トリプルガラス」から選びます。
圧倒的な断熱性能を実感するのは、「トリプルガラス」ですよ!
窓の種類(開き方)
外窓交換では、既存の窓と同じ開き方の窓に交換できますし、異なる開き方の窓に変えることもできます。
そのため、風通しを確保するためFIX窓から上げ下げ窓に変える際に有効な手段です。
カバー工法で交換できる(新しく取り付けられる)窓の種類は以下の通りです。
※リプラスとは、LIXILの窓交換用の製品です。
なお、出窓の特殊な窓の場合、カバー工法では交換できませんので、ご注意ください。
どんな窓サッシ・ガラスに交換したらいいか迷ったら、お気軽にプロにご相談ください。
窓の位置や使用頻度を考慮し、最適な窓をご提案します。
窓サッシ・ガラス交換の注意点
窓サッシ・ガラス交換を業者に依頼する場合、業者選びが重要です。
特に、国や自治体の補助金制度を利用できる場合がありますが、業者によって利用できる補助金や補助金の受給方法が異なるため、注意が必要です。
弊社で利用できる補助金制度は以下の3つです。 条件により併用できる場合もあります。
弊社では、補助金は積極的に活用するプランをご提案しています!
- 先進的窓リノベ事業2024
- 子どもエコホーム支援事業
- 東京都既存住宅における省エネ改修促進事業
また、先進的窓リノベ事業・子どもエコホーム支援事業の場合、補助額を直接値引きし、一時的に費用をご負担いただくことはありません。
東京都既存住宅における省エネ改修促進事業の場合は、後日、補助金が東京都より振り込まれます。
詳細な費用など、現地確認をさせていただいた際にお伝えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
玄関ドアマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドアの交換と併せて行う窓のリフォーム(内窓・窓交換)を承っています。玄関ドアや窓のことなら何でもご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
お客様のご自宅に伺う仕事ですので、信頼を何よりも大切にしています。丁寧親切はもちろんのこと、マナーの徹底も行っています。仕事は、最後は人で決まるという部分があります。世界に唯一の商品やサービスを売っている会社なんて一握り。同じような価格、同じようなサービスは、他にもある。それでも「あの人に」と選んでいただける、そんな会社でありたいと思っています。
窓や玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
毎日使う身近なドアと窓がきれいで快適になると、生活の質を格段に向上させます。